はじめに言っておくと「食べ過ぎ」と「血糖値上昇」は、老化進行の代表要因といわれています。
また「血糖値が高い人ほど見た目も老けて見える」という研究結果もあります。人生100年時代。いつまでも若々しく、できるだけ長く健康でいたいですよね。
そのために最も大切なことが3つあります。それが下記👇です。
- 「運動」
- 「食事」
- 「睡眠」
の3つです。今回はその中から「食事」をメインに書いていきます。いつまでも若々しく、健康で長生きしていくために。サクッと読んで、今日から人生をもっとHappyにしていきましょう♪
老化を抑える「食物繊維」のスゴイ効果!【アンチエイジングの食べ物】
「食物繊維が健康にいい」っていうことは、たぶん多くの人が何となく知っていると思います。
- 腸を掃除し、いい腸内細菌を増やす
- お通じを良くする
- 満腹感を感じやすくなる
- 脂肪や糖の吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を防ぐ
- 腸内細菌のエサになる
下記👇で詳しくみていきます。
「食物繊維」は、血糖値の急激な上昇を抑える!
食物繊維(水溶性と不溶性)を食事でとると、食物と腸壁のあいだにゼラチン質のバリアができ、腸がブドウ糖、果糖、脂肪を吸収する速さが緩やかになるのです。
ブドウ糖の吸収が緩やかになると、血糖値の上昇も緩やかになります。
つまり、血糖値の急上昇を抑えることで「太りにくくなる」、「老けにくくなる」ということです。
ガゼが治りにくくなった・・・ お腹が出てきたから、痩せたい 顔の肉を何とかしたい こんな悩みに応えます。このブログでは「今までいろいろなダイエット方法を試してきたけれど、リバウンドしてし[…]
脂肪、タンパク質、炭水化物といった食物要素とは異なり、食物繊維は体に消化されることも吸収されることもないのです。(胃から小腸、大腸へ。ほとんど元の形のまま進んでいく)
果実、野菜、未精白穀類、マメ類に含まれる食物繊維は、人間の腸では消化できない。それらは食べてもエネルギー源にはならないのです。
そのため、食物繊維の目的地はたった1カ所、すなわちトイレです。
これだけでも「食物繊維のスゴさ」が、わかっていただけたと思います。しかし何と、食物繊維のスゴいところは、これだけではありません。
食物繊維は、心をポジティブにする!
近年、様々な研究により腸内環境がメンタル面に影響を与えていることが分かりました。
腸は、第二の脳と言われています。そして「食物繊維は、腸内環境を良好にする」ことができるのです。
つまり、食物繊維を取ると腸内環境良くすることができ、結果として「精神面までいい影響を与える」ことができるのです。
ダイエットには食物繊維!
ダイエット中の方は、積極的に食物繊維を食べましょう。なぜなら、食物繊維はダイエットに最適だからです。
食物繊維を多く含む食品は、胃で水分を吸収してかさを増したり、消化のスピードを緩やかにして満腹感を感じさせることができます。食後の高血糖を防ぐことで、体脂肪の蓄積を抑える!
【食物繊維のダイエット効果まとめ】
- 胃で水分を含みカサ増しする
- 消化のスピード緩やかにする
- 満腹感を感じやすくなる
- 体脂肪の蓄積を抑える
- 食事性脂肪の吸収を遅くする
- 腸の善玉菌を増やし、痩せやすくなる
生活習慣病の予防にも貢献!
食物繊維は消化吸収されないため、発がん物質なども吸着して一緒に体外に排出されることがわかっています。
つまり、食物繊維が不足すると排便の量が減り、体内の発がん物質を排除する機能の低下にもつながるのです。
食物繊維を十分に摂取すると腸の疾患を防ぐだけでなく、虫歯、肥満、便秘、さまざまな生活習慣病の予防にも役立ちます。
つまり食生活が欧米化しても、食物繊維を意識して摂取することで病気の発生を抑えてくれると期待できると言われています。
【+α】食物繊維の歴史!
食物繊維が注目されるようになったのは、比較的最近のことと言われています。かつての栄養学では、体が消化吸収できないため、役に立たないもの、単なるカスのように扱われていました。
しかしその後、便秘の解消に役立つことが分かりました。そうして、食物繊維は「腸の掃除屋さん」と呼ばれるようになったのです。
【食物繊維】キャベツの、2つのメリット!【お手軽食品】
- 食物繊維が多いこと。食物繊維をたっぷりと食べておくと、食後の満腹感が長くなります。
- 食べすぎ、飲みすぎたあとの胃をいたわる効果。ビタミンCが豊富で、キャベジンと協力して疲れた肝臓も助けてくれます。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2つの種類があります。
水溶性食物繊維
水溶性食物繊維は、消化と吸収を遅らせ、結腸内の細菌に発酵させられてガスになります。
また体にとって有害な物質を吸着して便として排泄されるため、肥満や成人病を防ぐ効果が大きいといわれています。
- ごぼう
- ごま
- そば
- 切り干し大根
- 大豆
- さつまいも
- ブロッコリー
- 高野豆腐
- 春菊
- 干しあんず
- きな粉
- 枝豆
などに豊富に含まれています。
不溶性食物繊維
不溶性食物繊維はまったく消化されないという。水に溶けないため緩下剤(かんげざい)的効果があり、食べ物とその廃棄物が腸内を移動するスピードを増加させるのです。
つまり、腸壁を刺激して腸の運動を盛んにし、腸内にたまった不要物質を体外に排出されるように促すということだ。すごいですね。
- あずき
- 大豆
- 栗
- 玄米
- 納豆
- こんにゃく
- ニンジン
- バナナ
などに多く含まれています。
【野菜を多く食べる人=長生き】「血糖値上昇」は老化を加速!
2013年に発表された、スウェーデンの研究結果があります。
7万1706名を対象に13年間追跡したもので、「野菜と果物を全然食べない人は、野菜と果物を1日5皿食べる人に比べ、3年寿命が短く、53%死亡率が高くなる」という数字が出たという。この研究では、「野菜と果物は1日5皿食べる人と比べて、摂取量が少ないほど死亡率が高かった/寿命が短かった」と結論づけています。
野菜を多く食べると体にいい。このような研究結果によって示されなくても、感覚として「野菜を多く食べたほうが長生きする」ということは、なんとなくわかりますね。
わかっているけど、ついつい揚げ物などの茶色いものを選びがち。少しずつ意識して、変えていきましょう!
平成28年の国民健康・栄養調査によると・・・
- 日本人女性の食物繊維の摂取量は1日13.9g
- 10年前は14.7gで、年々減少が続く
- 食物繊維が減ると、何が問題?
その答えが下記👇です。
食物繊維をとらないと、腸内細菌の多様性が失われる。すると、肌荒れやアレルギー、肥満などに影響する。(大妻女子大学家政学部食物学科の青江誠一郎教授 )
【プチ断食】空腹はアンチエイジングになる!
昔と違い、今は飽食の時代。なかなか空腹になる機会などないかもしれませんね。でも空腹時間がある程度続くと、「長寿遺伝子」と呼ばれる遺伝子群が活性化するといわれています。
私たちの細胞は常に活動を行っていますが、燃料を燃やしてエネルギーをつくるので、当然ゴミが出たり、壊れる箇所が出てきたりもします。
これらの修復作業が、活発になるのも「空腹のとき」。オートファジー(自食作用)機能が活性化することにより、細胞中の要らないゴミを処理し、再生させることがわかってきたのです。
これは2016年に東京工業大学の大隅栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞した学説です。そのため、空腹を感じていないのに次の食事を食べてしまうと、体は排泄モードになるタイミングや、細胞再生スイッチをオンにするきっかけを逸してしまうおそれもあるのです。
なので僕個人としてオススメの方法はプチ断食です。痩せることができる上に、アンチエイジング効果まである最強のダイエット方法です。
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