そんな悩みを解消します。
こんにちは。
ETFマニアのわっちです。
さて今回はすでに投資信託やETFで「S&P500」インデックスに投資済みで、それ以外のアメリカ株式に分散投資したいという問題に応えます。
【VXF】S&P500インデックスを補完できるETF
VXF(バンガードエクステンデッドマーケットETF)
VXFは「S&P Completion Index(S&P500コンプリージョン指数)」に連動するETFです。
このETF1本で「S&P500」以外の株式を時価総額の大きさに応じて投資できます。中小型株〜IPOした銘柄まで保有できる。
なのですでに「S&P500」に連動するETFや投資信託を保有している人にオススメです。
VXF基本情報↓
- 設定日:2012/1/27
- 資産総額:174億ドル
- 経費率:0.06%
- 配当利回り:0.92%
- 保有銘柄:3539
上記の通りでして、経費率も圧倒的に低くなっており長期投資にも向いています。
純資産の規模も大きく、効率的な運用が期待できます。
チャート↓
セクター別割合
VXFのポートフォリオの割合はこんな感じ↓
上記の通りでして、上位3つのセクターで半分以上。
- テクノロジー:23.6%
- 金融:20.3%
- 小売:13.8%
- ヘルスケア:13.1%
- 製造業:12.3%
上記5つのセクターで8割を占めます。
構成銘柄
VXFの組み入れ銘柄は以下の通りです↓
上位10銘柄の割合は10%程度となっており、かなり分散が効いたETFです。
小型株は高いリターンが期待できますが、上場廃止などの大きなリスクもあります。
なのでなるべく多く分散投資し、リスクヘッジできるという意味でもVXFはオススメ。
VTIとどっちがいい?
全米株式に丸ごと投資できるETFに「VTI」がありまして、どちらを選べばいいか悩みますね。
VTIの組み入れ銘柄↓
VTIは小型を含みますが、割合は大型が多く小型は少なめです。
ナスダック100ETF(QQQ)やS&P500ETF(VOO・SPY)などに投資している人が「VTI」に投資すると、大型株の比重がかなり高まってしまいます。
またVTIの経費率は驚異の「0.03%」でして、VXFの経費率「0.06%」よりも若干低いです。とはいえこの差は「誤差レベル」でして、そこまで気にする必要はありません。
なので・・・↓
- 投資初心者
- あまり投資に興味がない
- 資産配分を考えるのがめんどくさい
という人は、VTIに投資すればいいと思います。
IWM(ラッセル2000ETF)との比較
アメリカ小型株ETFといえばラッセル2000があります。
特にラッセル2000に連動するETF「WM」が有名。
時価総額上位500〜1000は次世代の「S&P500指数」に、組み込まれる可能性の高い銘柄が多いです。
つまりVXFは「優良銘柄でかつ、成長性が高い銘柄」取りこぼさずに投資できるのです。
【結論】アメリカ中小型株に分散投資するならVXF一択!
ちなみにIWMは経費率もVXFより高く、コストの観点からも評価はマイナスです。
なので小型株に分散投資したいなら、ラッセル2000ETFに投資するメリットはなくVXF一択です。
まずはS&P500ETF(VOO)やNASDAQ100(QQQ)などに投資しつつ、少しづつ小型株への投資もしていけるといいと思います。
業績の安定した大型株で自分の資産のコア(核)を作ると、精神衛生上も◎です。
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上記で詳しくまとめてるので、気になったら見てください。参考になれば、幸いです。ではでは。