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米国「高配当ETF」投資が、結局最強なワケ

米国「高配当ETF」投資が、結局最強なワケ

  • 米国高配当投資について詳しく知りたい
  • 米国高配当投資は、儲かるの?

そんな疑問に応えます。

 

はじめに結論をいうと、米国高配当投資はかなりオススメです。というのも「米国高配当銘柄」に投資すると、

  • 長期的な資産の増加
  • 定期的な収入
  • 資産の分散
  • 企業の質の高さ

など、上記のような多くの利点を享受できます。ゆえに米国高配当投資は「最強」とまで言われることがあります。

 

初心者の方でも「少額」から始めることができるので、投資の第一歩として考えてみるのがおすすめです。

米国「高配当投資」が資産形成の最強の理由!

「ETFって何?」という方もいるかもしれませんね。まずは、ETFの基本から見ていきましょう。

ETFとは?

ETFは「Exchange Traded Fund」の略で、証券取引所で取引される投資信託の一種です。

具体的には、特定の株価指数をなるべく正確に追跡するように設計されています。たとえばアメリカの主要な株価指数である「S&P 500」を追跡するETFもあります。

高配当ETFとは?

高配当ETFは、特に高い配当を提供する企業の株を中心に組み入れられたETFです。

配当を重視する投資家にとって、魅力的な選択肢の一つとなっています。

アメリカの高配当ETF投資のメリット

定期的な収入

高配当銘柄は、その名の通り「高い配当」を得ることができます。

これにより投資することで「定期的な収入」を得ることができるので、早期リタイアや将来の目標に向けた資金形成に役立てることができます。

分散投資によるリスクの低減

一つのETFには数多くの企業が含まれているので、個別銘柄の株を購入するより、リスクを分散・低減させることができます。

さらに米国の高配当銘柄は、さまざまな産業やセクターに広がっています。高配当銘柄には「テクノロジー株」はほとんど含まれていません。

なので投資家はリスクを分散させることができ、一部の銘柄や産業が低迷しても全体の影響を軽減することができるのです。

米経済の安定性&アメリカ企業の質

アメリカは世界の経済大国です。日本よりも経済規模も企業の質も圧倒に大きい上、アメリカ企業の業績や経済状況は安定しているため、投資先としてとても魅力的です。

わっち
そして米国の高配当銘柄は「ビジネスの安定性」が非常に高くなっています。高い配当を支払う企業、たとえば「マクドナルドやコカコーラ」のように「高いブランド価値」を持っています。

そのような企業は安定した収益を持つ企業として知られており、これは投資家にとって、長期的な安定したリターンを期待できることを示しています。

投資の手軽さ

そして米国株は1株単位で少額から買うことができます。

さらに米国ETFに投資することで、株と同じように簡単に購入・売却が可能でして、さらに分散投資もできるため個人投資家にとてと優しくなっています。

長期的な資産の増加

先ほども述べましたが「米国経済は世界最大」であり、その成長は安定しています。

米国高配当銘柄は単に「高配当」なだけでなく、ETFの価格の上昇も期待できます。そのため長期的な資産の成長を目指すことができます。

まとめるとアメリカの高配当ETFに投資することは、定期的な収入を得るだけでなく、資産の成長やリスクの分散といった多くのメリットがあります。

米国「高配当ETF」の選び方のポイント

ここからは具体的な「米国高配当ETFの選び方」について詳しく解説していきます!

配当利回りをチェック

わっち

まずは高配当投資において1番重要な「利回り」について見ていきましょう。

「配当利回り」とは、1年間に受け取る配当をETFの価格で割ったもの。高配当ETFを選ぶ際の基本的な指標となります。

特に配当を重視する場合、配当利回りの高いETFを選ぶことが考えられます。ただし「高い配当利回りだけで選ぶ」のではなく、他の要因も併せて考慮することが重要です。

経費率(Expense Ratio)を確認

ETFには運用に関する経費がかかります。この経費率が低いほど、手数料の負担が軽くなります。

経費率とは・・・ETFの運用にかかる費用を示します。この値が低いほど、長期的なコストが節約できます。主要なETFであれば、経費率は0.1%以下のものが多く存在します。

資産総額(AUM)

大きな資産総額を持つETFは、多くの投資家から信頼されていることを示しています。大きなAUMを持つETFは、流動性が高く追跡誤差が少ない傾向があります。

追跡誤差 (Tracking Error)とは・・・ETFが追跡する指数のパフォーマンスと、実際のETFのパフォーマンスとの差を示します。追跡誤差が小さいほど、ETFは指数の動きを正確に追っていると言えます。

銘柄構成を確認

ETFがどのような企業の株を保有しているかを確認することで、リスクのバランスを把握できます。

ETFがどのような企業やセクターに投資しているかを確認することで、リスクの分散度合いや投資戦略を理解できます

過去の実績

過去のパフォーマンスは「未来の成果」を保証するものではありません。

わっち

とはいえ長期的な過去の配当実績や価格の推移をチェックすることで、そのETFの安定性を評価する手助けとなります。

分配頻度はどのくらい?

一部のETFは毎月、または四半期ごとに配当を支払うものもあります。収入の流れを考える際に、分配頻度を確認すると良いでしょう。

 

米国高配当ETFを選ぶ際には、配当利回りや経費率、資産総額など、いくつかのポイントを確認することが大切です。また、自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、最適なETFを選びましょう。

米国高配当ETF3選!

下記で実際の米国高配当ETFの例を挙げて、さらに詳しく解説していきます。

オススメ①「VYM」

わっち
米国高配当ETFといえば「VYM」と言われるくらい有名なETFです。

Vanguard Groupが提供するETFの一つで、米国の高配当株に投資しています。

VYMの特徴

  1. 経費率が非常に低い
  2. 大手企業を中心とした堅実な銘柄が中心
  3. 安定した配当実績がある

 

VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、米国の上場投資信託(ETF)であり、米国の大手企業の中で高い配当利回りを持つ企業に投資を行います。具体的には、FTSE High Dividend Yield Indexに連動するよう設計されています。このインデックスは、米国の高配当銘柄を中心に構成されています。

VYMの投資のメリット

高い配当利回り

VYMの主な目的は、高い配当を支払う企業をターゲットにすることです。このため、VYMは多くの場合、一般的な市場全体をカバーするETFよりも高い配当利回りを提供します。

分散投資

このETFには多数の銘柄が含まれており、一部の企業の業績が低迷しても、全体のパフォーマンスに大きな影響を及ぼすことは少ないです。

質の高い企業へのアクセス

高い配当を支払う能力は、しばしばビジネスの安定性や成熟度を示すものとなります。VYMを通じて、投資家は質の高い多くの企業に簡単にアクセスできます。

低い経費率

Vanguardは低コストの提供を売りにしており、VYMもその一例です。低い経費率は、長期的な投資の際に大きなアドバンテージとなります。

圧倒的な流動性の高さ

VYMは米国の主要な取引所で取引されており、高い流動性を持つため、必要に応じて容易に売買することができます。

 

VYMは「米国の高配当銘柄を中心にした投資を目指すETF」で、安定した配当利回りを求める投資家には魅力的な選択肢といえます。質の高い企業群、低い経費率、そして高い流動性は、初心者から経験豊富な投資家まで幅広く利用されています

オススメ②「SPYD」

SPYD(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)は、米国の上場投資信託(ETF)で、S&P 500 インデックス内で配当利回りが高い上位80銘柄を持つ企業に投資するものです。このETFは、S&P 500の中から特に高い配当を支払っている企業をピックアップしています。

SPYDの投資のメリット

高い配当利回り

SPYDは高い配当を目指して設計されているため、多くの場合「他の一般的なS&P 500 ETF」よりも高い配当利回りを持っています。

これ1本で分散投資が可能

80の異なる銘柄に投資しているため、特定の企業の業績に左右されるリスクが低くなります。

価格の安定性

S&P 500の中から選ばれた企業は「米国の大手企業」であり、ビジネスの安定性が期待される企業ばかりです。これにより「投資の安定性」も高まる可能性があります。

手数料が低い

ETFはアクティブファンドに比べて経費率が低く、SPYDもその例外ではありません。これにより「長期的な投資」でのコストが低くなります。

SPYDは米国の大手企業の中から「特に高い配当を持つ企業に投資するETF」で、投資家に高い配当利回りを提供することを目的としています。安定した企業への投資、高い配当、低い経費率など、多くのメリットがあります。

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オススメ③「SDY」

SDYとは?

SDYは「SPDR S&P Dividend ETF」のティッカーシンボルです。このETFは、S&P High Yield Dividend Aristocrats Indexに連動しています。このインデックスは、S&P Composite 1500の中で25年以上連続で配当を増加させてきた銘柄を含んでいます。

SDYの特徴とメリット

SDYはS&P 500の中から25年以上連続で配当を増やしている「配当貴族」と呼ばれる銘柄に投資しています。

  • 長期的に安定した配当を提供する企業に投資しているため価格の安定感あり
  • 中小規模の銘柄も多く、成長銘柄の恩恵を受ける可能性も
  • 25年以上配当を増加させ続けている企業を中心に投資できる
  • さまざまな産業やセクターの企業を含むことで投資リスクを分散できる

SDYは「長期的な配当成長を持つ企業に投資」することで、安定した収益と配当収入を提供することを目指しています。このような特徴とメリットにより、初心者でも安心して投資を始めることができるのがSDYの大きな魅力と言えるでしょう。

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それぞれのETFの選び方のポイント

たとえば、VYMは大手企業中心で安定志向、SDYは「配当貴族」に特化しており、長期的な安定性を追求しています。自分の投資スタイルや目的に合わせて選びましょう。

米国高配当ETFには多くの選択肢があります。自分の投資目的や期間、リスク許容度に合わせて、最適なETFを選んでください。

個人的には、

  • いますぐに多くの配当が欲しい→SPYD
  • 今は少なくてもいい。けれど将来はたくさん配当が欲しい→VYM
  • とにかく値上がりもしなくていいから大きく下落しないで欲しい→SDY

上記の通りです。

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