- 債券投資でオススメの銘柄を知りたい
- 米国債券のオススメは何?
- 投資した方がいい債券ETFは?
そんな想いに応えます。
ETFマニアのわっちです。
「投資金額も大きくなってきて、リスク分散のために債券を考えている」という方も多いと思います。今回はそんな債券投資でオススメの商品を解説します。
オ米国債券ETFは「TLT・BND・TIP」がおすすめ!
オススメの債券ETFは3つある
以下で詳しく解説します↓
投資で1番重要なことは多様化
上記3つの債券をオススメする理由は「多様化」にあります。
債券の多様化とは「満期までの期間の違う債券を持つこと」です。
債券の多様化↓
- 年限が長めの債券
- 年限が短めの債券
- 上記の2つの中間の年限の債券
上記のように種類を分散するのがオススメ。
投資戦略で1番重要なのは、多様化です。
投資で勝ちたいなら「1つのものに100%ではなく、10コに10%ずつ配分する」方が勝率は高くなります。
世界中で人気のある6つの債券ETF
債券の投資信託やETFはたくさん存在します。たとえば世界中の投資家から人気のあるETFがこちらです↓
世界中で人気の債券ETF↓
- VGSH:米国短期国債 ETF
- TIP:米国物価連動国債ETF
- BND:トータル債券ETF
- AGG:米国総合債券 ETF
- IEF:米国国債7〜10年
- TLT:米国債20年超ETF
上記の通りでして、ちょっとずつ違った商品がたくさんあります。その中でもオススメなETFが以下の3つです。
TLT:米国債20年超ETF
1つ目は「TLT」です。投資対象は「満期まで20年を超える米国債」でして、かなり長めの債券に投資します。
TLT基本情報↓
- 設定日:2002/7/26
- 資産総額:171億ドル
- 経費率:0.15%
- 保有銘柄数:30
- 平均利回り:1.89%
歴史もあるETFでして、コストも低く問題なし。
BNDバンガードトータル債券ETF
2つ目は「BND」です。これ1つで「米国公債、投資適格社債などの幅広い債券」に投資できるETFです。
BND基本情報↓
- 設定日:2007/4/10
- 資産総額:817億ドル
- 経費率:0.035%
- 保有銘柄:10099
- 配当利回り:1.87%
とにかく投資対象が膨大でして、かなり分散できているところがポイントです。
数あるETFの中でも「屈指の経費率の低さ」を誇っています。それ故に資産総額もかなり大きいETFです。
TIP 米国物価連動国債 ETF
この商品は上記2つと少し異なり、米国債の投資家を物価上昇から保護する働きもあります。
債券の弱点は「金利上昇」です。金利が上昇するのは、インフレ率の上昇が高い時です。
TIPは主に短期債に投資し「物価連動債」を保有しています。TIPに投資することで債券の弱点である、インフレ(物価上昇)時に対処することができるのです。
TIP基本情報↓
- 設定日:2003/5/12
- 資産総額:337億ドル
- 経費率:0.19%
反論:債券に投資は不要?
たまに「債券の利回りは、株式よりも低いから不要だ」という意見を目にすることがあります。
確かに債券の期待リターンは、株に比べると低いです。しかし「債券」を保有することをオススメします。理由はリスク分散のためです。
性質や値動きの異なる複数の資産に分散して投資することで、安定的な運用成果を実現しやすくなります。
また「卵は1つのカゴに盛るな」という投資格言があります。投資先を分散することでどれか1つがダメになっても、他でカバーすることができるです。
なので株と債券に投資する。そして債券も「期間の異なるETF」に投資することで、より「リスクを抑えることができる」のです。
詳細はここでは割愛します。詳しくはこちら↓
債券ETFは何がおすすめ? そもそも債券って保有する意味ある? そんな想いに応えます。さて、先日以下のツイートをしました↓かつての債券王ビル・グロース氏★債券市場に価値なしと酷評[…]
【結論】年限と種類が異なる債券ETFに投資しよう
もしあなたが株式だけに投資しており、まだ債券に保有していないならリスク度合いはかなり大きくなっています。
なのでまずは世界中で人気があり、安全性の高い債券に少しずつ投資していくことがオススメです。
- TIP(短期メイン物価連動債)
- BND(1〜20年の米国債)
- TLT(20年超の米国債)
まずはこの3つだけでOKです。
「BND・AGG」どちらがいい?
上記で紹介した「BND」ですが、「AGG」と迷った方もいると思います。
この「BNDとAGG」のどっちを買えばいいかは、実際に買うときに悩みますね。
結論からいうと「好きな方を買えばいい」です。
僕は「BND」を選びましたが「AGG」でもOKです。
どちらの会社も超大手でして、経費率や資産額も大きく問題なしです。
とはいえ「バンガードのETF」は全体的に業界よりも経費率が低い傾向にあります。AGGと比較しBNDの方が「経費率が0.01%」低いので、僕はこちらを選んでいます。
債券も「分散投資」が大切!
特に「利上げ局面」で市場が大きく動くときには大切です。債券投資も分散すれば、強固なポートフォリオを構築することができます。
また最後に投資で参考になる本も載せておきます。
上記の書籍はわかりやすく読みやすいためオススメです。気になったらどうぞ。
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株式投資に関しては、上の記事で解説しています。参考にしてみてください。