- 金や純金投資って、どうやるの?
- 金って、保有すべき?
- 金を持つなら、現物?それともETF?
そんな想いに応えます。
さて先日、以下のツイートをしました↓
ベテラン投資家モビアス氏
★量的緩和の影響で、来年大規模な通貨値下がり
★政府に接収される可能性ない金の保有推奨
★ポートフォリオの10%を金ETFに長期分散投資として「金・銀」のETFへの投資は少しずつ始めたほうがいいかもですね🙌$IAU $GLD $GDX $SLV
⏬Bloomberg https://t.co/ol8Yac6ibo— わっち@米国株IPO🇺🇸 (@ryo_sagawa) August 30, 2021
★政府に接収される可能性ない金の保有推奨
★ポートフォリオの10%を金ETFに長期分散投資として「金・銀」のETFへの投資は少しずつ始めたほうがいいかもですね🙌
上記の通りでして、ベテラン投資家が「今後の通貨」に警鐘を鳴らしており「金」への投資を推奨しています。
今回は上記を深掘りします。
米国株(金鉱株)と金ETFを徹底比較!
あなたも「金」に投資しよう
以下で詳しくみていきます↓
金ETFに投資すべき理由
理由はポートフォリオに「金」を取り入れることで、万が一の際にあなたの資産を守ることができるからです。
金に投資すべき5つの理由↓
- 世界の有力投資家が買っている
- 世界恐慌に備える強力な保険
- インフレリスクに備える
- 供給量が決まっている有限の資産
- 分散投資の効果でリスクを抑えられる
金への投資が有効なのは、主に上記の5つの理由からです。
①世界の有力投資家が買っている
最初にも話しましたが、著名投資家はかなりの高確率で「金」をポートフォリオの一部に組み入れています。
金を入れることで、危機が起こっても耐えられるようにするためです。
こうした著名な投資家たちは、金ETFをポートフォリオに組み入れています。成功した投資家のやり方を「100%」真似すべきとは思いません。
しかしやっぱり「経験豊富な人」の真似は、上達への近道ですし有効です。
②世界恐慌に備えるための保険
つまり株価が暴落するような局面で、金価格は上昇するのです。
コロナショックで金価格は史上最高値をつけたことで有名ですね。株価が暴落する時に活躍するのが、金なのです。
③インフレリスクに備える
コロナ危機で世界の中央銀行は、通常ではあり得ないくらいの「お金」を世界中にばら撒きました。
それによってジャブジャブに余ったお金は株式市場は流れ込み、暴落からすぐに回復。でもそれがインフレ(物価上昇)を加速させます。
物価が上がると、モノやお金の価値が減ります。
つまりインフレが強すぎると物の値段が上がり、お金の価値が下がってしまうため「金」への投資が有効なのです。
④金は供給量が有限
つまり世界に出回っている量が少ないほど、価値があります。
その点「お金」は、中央銀行が増やすことができます。つまりお金の価値は、下がりやすい。特に上記のように危機の際には、お金をたくさん発行するので価値が下がりやすいです。
でも「金」は世界の埋蔵量が有限です。それにかなり技術が必要な場所やコストがかかるため、容易に増やすことができません。
そのため金は「価値保存の効果」が、他のモノよりも高いので保有が推奨されています。
現物?ETF?投資すべき「金」はこれ!
どんな金の商品に投資すべきか、早く教えてくれって感じですよね。
ぶっちゃけ1番いいとされているのは、金そのもの(現物)を買うこと。貴金属店で買う方法ですね。でもそれだと部屋のスペースをとり邪魔になり、金を盗まれないように対策もしなければいけません。
そうした管理費用や手間を考えると、現物の金を持つことは非現実的です。
そのため多くの投資家は、金価格に連動するETFを保有しています。
多くの書籍や公表された資産内訳を見てきて、人気のあったものが以下の3つのETFです↓
- GLD(SPDR・ゴールド・シェア)
- IAU(iシェアーズ・ゴールド・トラスト)
- GDX(金鉱株EYF)
以下で詳しくみていきます↓
GLD(SPDR・ゴールド・シェア)
機関投資家から、個人投資家まで多くの人から買いがあります。
GLDの基本情報↓
- 設定日:2004.11.14~
- 資産総額:570億ドル
- 経費率:0.4%
- 配当利回り:0%
金ETFで迷ったら、とりあえず「GLD」を買っとけば間違いなしです。
IAU (iシェアーズ・ゴールド・トラスト)
IAU基本情報↓
- 設定日:2005.01.28~
- 資産総額:280億ドル
- 経費率:0.25%
- 配当利回り:0%
上記の通りでしてIAUは、GLDよりも1株当たりの単価が小さいこともポイントです。GLDとの他の違いは、こんな感じです↓
- 経費率(コスト)「GLD>IAU」
- 純資産総額 「GLD >IAU」
といった感じでして、コストに関して「IAU」が若干安いです。
ちなみにGLDとIAUは参照インデックスが同じなため、ほぼ同じ動きをします。
法人などの大きな買い付けの場合、資産総額が少ないと売りたい時に売れないリスクがあるので「GLD」の方がオススメです。
でも個人投資家レベルの金額であれば、流動性に関してそこまで気にしなくてOKの金額です。
なので上記2つであれば、好きな方を選べばOKです。
GDX(金鉱株ETF)
保有銘柄は、大手の金鉱株がメインとなっています。
GDX基本情報↓
- 設定日:2006.05.22~
- 資産総額:136億ドル
- 経費率:0.52%
- 配当利回り:0.58%
GDXの基本情報は、上記の通りです。
金ETFとの違いは、配当が若干出ているところです。個人的に「金鉱株」には投資しなくてもいいと思います。
しかし投資の神様「ウォーレンバフェット」氏は、金ETFには投資していませんが「金鉱株」には投資しています。
なので「金ETF」に投資した上でさらに分散投資したい人や、配当が欲しい人などは金鉱株に投資すればいいかなと思います。
ちなみに「GDXJ」という、小型企業中心の金鉱株ETFもあります。
「GDXJ」は小型銘柄のため、変動も大きく保有する必要はないと思います。
GLDM(SPDR Gold MiniShares)
最後にもう1つオススメしたいゴールドETFがあります。それが「GLDM」です。
「GLDM」は1番最初に紹介した「GLD」の弟分的存在でして、ライバル「IAU」に対抗するために作られた1番新しい金ETFです。
「GLDM」基本情報↓
- 設定日:2018.6.26~
- 資産総額:45億ドル
- 経費率:0.18%
- 配当利回り:0%
上記の通りでして、1番のポイントは経費率(コスト)が1番低いことです。
最も新しい故に純資産はまだまだ小さく、法人での大きな買い付けには不安がありますが個人投資家レベルの流動性に関しては心配いらないレベルです。
1株あたりの単価も小さいので、少しづつ始められるところも◎です。
金(GOLD)オススメ参考書籍【ゴールド】
自分の資産を守り、そして増やしていくためにも「金(ゴールド)」は魅力的な選択肢の1つです。
ゴールドについてもっと詳しく知りたい人もいると思いますので、オススメの本を載せておきます。それがこちらです↓
上記の本は「コモディティ(金や銀など)」に関して詳しく書かれておりオススメです。何よりわかりやすく、これ1冊読めばOK。
ということで今回は以上です。あなたのポートフォリオ構築のお役に立てれば幸いです!
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