こんにちは、わっちです。
新卒で金融機関に入社し、FP2級を持っています。米国株が好きで分析しており、特にIPO銘柄・テック系グロース株が専門です。
さて先日、以下のツイートをしました↓
$DNUT
クリスピークリームドーナツ🍩
先日の決算発表で、アナリスト予想を発表。
★平均目標株価→ $20.9
目標株価レンジ→「$25〜$17」昨日の終値が14.02ドルなので、今後1年で「+49.84% 」の株価上昇が見込める予想ですね💪経済再開が恩恵を受ける銘柄かと思うので、今が底かもです🙌
strongbuy! pic.twitter.com/PoIoMARvSr— わっち@米国株IPO🇺🇸 (@ryo_sagawa) August 18, 2021
クリスピークリームドーナツ🍩
先日の決算発表で、アナリスト予想を発表。
★平均目標株価→ $20.9
目標株価レンジ→「$25〜$17」
昨日の終値が14.02ドルなので、今後1年で「+49.84% 」の株価上昇が見込める予想ですね💪経済再開が恩恵を受ける銘柄かと思うので、今が底かもです🙌
今回は日本でもよく見かける「クリスピー・クリーム・ドーナツ」について分析します。
クリスピークリームドーナツに投資はOK?
結論から言うと、長期保有なら「買い」だと思います。
【概要】どんな会社?
クリスピー・クリームは、作り立てのドーナツを販売する「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を運営する企業です。
- 1937年→米ノースカロライナで創業
- 2006年→日本上陸🇯🇵
- 2021年現在→世界30か国、1500店舗
- 過去3年間売上高成長率→年率+18%
とはいえ順風満帆だったわけでなく、過去には経営不振で苦しんだ時期もあります。
- 2000年→ナスダック上場
- 2003〜→売上鈍化
- 2004〜2009の間→200店舗超の閉店
- 2016年→非上場化
上記の通りでして、長らく経営不振に苦しんできた過去があります。そして「非上場化」の時に、ルクセンブルクを本社とするJABが買収(身売り)しました。
その後オンライン事業を強化し、今では売り上げの2割がオンラインが占めるまでになっています。
この変化はかなり大きな変化かなと思っており、そして投資してOKな銘柄の理由の1つです。
【DNUT上場】IPO情報
IPOデータ↓
- 2021年6月30日上場
- IPO価格→17ドル
- 初値→16.30
主幹事証券↓
- JPモルガン
- モルガンスタンレー
- バンク・オブ・アメリカ
- シティグループ
幹事証券会社が「アメリカを代表する大手」が名を連ねており、その点も期待できるところです。
最初の決算は?
そうして先日「上場後最初の決算」があり、ウォール街アナリストの目標株価が出てきました。
- 平均目標株価→ $20.9
- 目標株価レンジ→「$25〜$17」
上場したばかりの銘柄は「最初の決算」で、今後投資できるかできないかが決まります。そんな中で、まずまずの決算を出しました。
コロナで厳しい中アナリスト予想は今後1年で大きく飛躍できる(strong buy評価)と予想しており、これは株価に追い風です。機関投資家も決算がよければ「買い」が入ります。
クリスピークリームのチャート
執筆時点(2021年8月22日現在)では上場して以来、株価は下落中です。
アメリカ株の投資は、上昇トレンド(右肩上がり)に投資した方が勝率は高いことが過去の統計からわかっています。
そのため今現在ではそれに逆行することになるので、大きく投資することは控えた方が賢明です。資産の1〜3%くらいなら許容範囲だと思います。
財務情報(ファンダメンタル)
こちらは上場したばかりのため、情報はやや少なくなっています。
クリスピークリームの課題
世界的にヘルシー嗜好の流れ
ドーナツは甘くてとても美味しいのですが、糖質たっぷりでしてたくさん食べると太ってしまいます。
とはいえそんな企業がすべて、お先真っ暗なのかと言われれば間違いです。
なぜならマクドナルドやコカコーラ、スターバックスなどの「企業がどんな危機に際にも着実に成長を遂げた歴史がある」からです。
つまりクリスピークリームも、マクドナルドやコカコーラのような企業になれるかが鍵となってきます。
コロナの収束
外食産業はいかにコロナの感染が抑えられるかで業績が大きく左右します。
コロナが落ち着き外出が自由になれば、もっと旅行先出先での外食が増えおやつにドーナツを食べる機会も増えるでしょう。
個人的にはコロナの感染はいずれ収束し、クリスピークリームドーナツに追い風になると思っています。
ただ短期的には、厳しい展開になる可能性も十分あり得ます。とはいえ長期的に見れば、今が「底値圏」であったと感じる株価水準であるのかなと思います。