- アメリカの医療や薬品銘柄のETFっていい?
- 米国のヘルスケアセクターってどう?
そんな疑問を解消します。
こんにちは。
ETFマニアのわっちです。
さて先日、以下のツイートをしました↓
★高齢化の現状と2060年の予測
世界中で高齢化が進展。世界で1番高齢化率が高くなる国が「日本🇯🇵」です。ヘルスケアセクターは中長期的に、投資対象として魅力的だと思う🙌ETF→ $VHT $XLV $IXJ
個別株→ $JNJ $PFE $UNH $ABT $ABBV $MRK $DHR⏬ソース:経済産業省よりhttps://t.co/lB27kw6QuY pic.twitter.com/eoK9Lnv12F
— わっち@米国株IPO🇺🇸 (@ryo_sagawa) September 5, 2021
上記の通りでして、日本の高齢化は世界で1番早く進行中。しかし高齢化は「日本」だけでなく、世界共通の問題です。
ヘルスケアの市場規模は、これからますます大きくなっていくきます。投資対象として、とても魅力的な分野ですね。今回は上記を深掘りします。
米国ヘルスケア銘柄投資のメリット
【米国株】ヘルスケア銘柄に投資しよう
ヘルスケアセクターに投資したいなら↓
- グローバルに活躍する米国株式がオススメです
- 「コストが安く、手軽に分散投資できる」ETFが◎
上記の通りでしてヘルスケアに投資するなら、アメリカ企業一択です。
ヘルスケア分野に投資がオススメな理由
先ほども触れましたが、ヘルスケア分野は今後も年率10%程度の成長が期待できます。また安定した業績のため「高配当」銘柄も多いです。
それにヘルスケアは「ディフェンシブ銘柄」で、不況期や景気が悪くなっていくときに「株価が下落しにくい」です。
【アメリカ】ヘルスケアETFオススメ3選
米国の個別株に投資するのもいいですが、手軽に安く分散投資できる「ETF」がオススメです。オススメは以下の3つです。
米国株ヘルスケアETF3選
- VHT:バンガードヘルスケアETF
- XLV:スパイダーヘルスケアETF
- IXJ(iシェアーズヘルスケア ETF)
以下で詳しくみていきます↓
VHT(バンガード・ヘルスケアETF)
バンガードのヘルスケアETFでして、機関投資家から個人投資家まで人気のあるETFの1つです。
VHT基本情報↓
- 設定日:2004/1/30
- 資産総額:171億ドル
- 経費率:0.1%
- 保有銘柄:501
- 株価収益率(PER):28.70%
上記の通りです。
現状日本で買えるヘルスケアETFの中で、1番コストが低くなっています。
構成銘柄【TOP10→40%】
VHTの組入銘柄はこちら↓
VHT資産割合↓
- トップ10銘柄:40.95%
- トップ15銘柄:51.07%
- トップ50銘柄:79.84%
上位10銘柄で全体の4割。保有資産の半分は、上位15銘柄となっています。
資産規模割合【大型株87%】
上記の通りでして「9割近くが大型株式」なので、どんな時もかなり安心して保有することができます。
また10%程度「中小型株にも分散投資」しているところが特徴ですね。
XLV(ヘルスケア・セレクト・セクターSPDRファンド)
次はスパイダー(SPDR)社のヘルスケアETFでして、純資産が1番多くなっています。
XLV基本情報↓
- 設定日:1998/12/22
- 資産総額:340億ドル
- 経費率:0.12%
- 保有銘柄:67
- 株価収益率(PER):17.60
上記の通り。
ポイントは「保有銘柄が1番少ない」こと「資産総額が1番大きい」ことです。
構成銘柄【TOP10→49%】
XLVの組入TOP 10銘柄↓
上記の通りでして、世界を代表する企業ばかりですね。
XLV資産割合↓
- トップ10銘柄:49.08%
- トップ15銘柄:61.85%
- トップ50銘柄:95.73%
保有銘柄を絞っている分、VHTよりも上位銘柄が占める割合が高くなっています。
資産規模割合【大型株97%】
XLVは「大企業で99%」を占めており、かなり安心して保有することのできるETFです。
IXJ(iシェアーズ グローバル・ヘルスケアETF)
米運用大手「ブラックロック」から出ているヘルスケアETFです。
IXJ基本情報↓
- 設定日:2001/11/13
- 資産総額:36億ドル
- 経費率:0.43%
- 保有銘柄:119
- 株価収益率(PER):28.86
上記の通りでして3つの中で「経費率が1番高い」です。そのためか資産総額も最小。
IXJ資産割合↓
- トップ10銘柄:36.22%
- トップ15銘柄:47.94%
- トップ50銘柄:82.33%
保有銘柄などの分散も中途半端でして、個人的に「IXJ」はなしですね。
上記3つの株価推移は以下のような感じです↓
米国ヘルスケアETF「FHLC」は?
ちなみにヘルスケアETFで、1番経費率が低いETFは「FHLC」です。しかし残念ながら現在、日本の大手ネット証券では買えません。
もし日本の大手ネット証券対応となれば、経費率の観点からはFHLCもいいですね。
【結論】ヘルスケア投資するなら「VHT or XLV」
ぶっちゃけ「VHT・XLV」の2つなら、好きな方を選んでOKです。パフォーマンスもほぼ同じでして、問題がある要素もありません。強いていうなら・・・↓
XLVの良さ↓
- 大型銘柄中心で値動きは比較的安定
- 大型企業多く、配当もVHTより多少いい
「高配当狙いで、業績も安定し配当もしっかり出る方がいい」という方は「XLV」の方がいいと思います。
VHTの良さ↓
- 大型・中型銘柄に分散投資できる
- 経費率が1番低い
僕は分散が効いていて、かつ経費率の低いVHTを選んで保有しています。ここは完全に好みですね。あなたのリスク許容度に応じて選んでみましょう。
今回はこの辺で終わりにします。投資で大切なことは、多様性です。
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