あなたは、自分の気持ちや思いを「言葉」にすることは得意だろうか。自分が感じたことをそのまま表現する。簡単なようで、いざやってみると意外と難しかったりしますね。自分の気持ちをうまく言葉にできない。そんな時は意外とあったりするもの。学校という画一的な横並び教育を受けた日本人にとって、1番苦手な部分かもしれません。
だって、みんなと一緒が正義だった学校。みんなと一緒にしないと先生に怒られてしまいましたね。そのような「空気を読むスキル」ばかり身につけてきてしまったせいかもしれません。
でも、AI全盛期のこれからの時代。「自分の感じたことを言葉にできるスキル」はとても大切になってくると痛感しています。難しいことはないです。ちょっとした意識で人生は大きく変わります。こちらもおすすめ。
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自分の気持ちを言葉にしてみよう
人と違うことをするってちょっと恐怖感もあり、勇気も必要ですね。そう、自分の気持ちを表現するということは、もしかしたら間違っているかもしれない。だから、あまりしたくない。そう考えている方もいるかもしれません。
学校教育では、正解はただ1つだけだった。でも社会に出たら、「正解が1つだけ」なんてことの方が珍しいのです。だから安心してください。この世の中、高度に発達し複雑になりすぎて、絶対的な正義や正解など存在しないと僕は思っています。
気持ちや思いを言葉にする効果
ではどうしてこんなにも、自分の思いや意見を言葉にすることは大切になってくるのでしょうか。それは、自分の意見や思いを人に話すことで、言語化に対する意識が強まるためです。さらに、より自分の気持ちを言葉として表す精度も高めることができます。
つまり、「自分らしく生きていくことができるようになる」ということだと僕は感じています。自分の意思表示がしっかりできる人は、魅力的に映りませんか?それは、自分の人生という「物語の主人公」として生きているからだと思います。
とりあえず「自分の思い」を言葉にしよう
「考えがまとまってから、意見を話します」たしかに、伝えたいことが頭の中に浮かんでいたとしても、言葉にするのは難しいものですね。しかし、意見をまとめようとしすぎて、かえって意見がまとまらず、結局、何も話せずに終わってしまう場合があります。これは本当にもったいない。
頭の中にあることをしっかりまとめてから話すよりも、とりあえず言葉にしてみましょう。その際に「直感」でも「間違っていてもいい」のです。大切なことは、「何かしら言葉にしてみる」こと。
その後に「どうして、そのような言葉を自分は思いついたんだろう?」と考えていったほうが、自分の考えがまとめやすかったりすることもあります。
気持ちや頭を整理できる
書く・言語化する最大のいいところは、書くことによって頭の中を整理して、もやもやを「見える化」できるということです。自分の考えを文字にすることは、頭の中を整理することにとても有効なのです!
もやもやの対処に必要なのは、心の整理がある程度できていることです。気持ちを書くと自分の心の中が、今どのような状況かを自分で把握できるのです。
人の意見を聴くことのすごいメリット
人の意見を聴く。誰でも毎日当たり前にできますね。でも、少しあることを意識するだけで、あなたの人生は大きく変わっていくでしょう。人の話を聴くことによるメリットとはなんでしょうか。
それは人の話を聴くことによって、新しい発見や気付きを得やすくなるからです。「解釈を変える」ということが、まさに、自分の「ものの見方」が変わるということ。自分ひとりで、自分自身の「ものの見方」を変えるのは、なかなか大変。けれども、まわりの人の話を聴くと、自分自身のものの見方を客観的に捉えやすくなるのです。
僕がおすすめする自分の気持ちの「言語化」
- 直感でもいいので、何かしら言葉にしてみる
- なぜ、その言葉を自分は思いついたのかと考える
- 他の人の話も聴いてみる
これらは日常生活、全てのことに言えそうだと感じています。どう感じるかに正解はありません。自分の感性を信じて鑑賞すれば、創造力や表現力が磨かれることでしょう。映画やドラマ、読書、観光スポット、アート作品などあらゆることに思いを馳せてみましょう。きっと毎日が充実し、より幸せを感じることができるでしょう。
おわりに
自分の心を知るためには、一人の時間も必要ですね。「自分と向き合う時間」これは本当に有意義な時間だと僕は感じています。1人の時間があるからこそ、「人と交流する時間」も濃密になるでしょう。
1人の時間に、自分の人生や気持ちに思考を巡らせることにもチャレンジしてみませんか。