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【保存版】NISAで絶対やってはいけない7つの失敗と成功するためのルール

「NISAってやったほうがいいって聞くけど、正直ちょっと怖い…」
そんな不安を抱えたまま、なんとなく口座だけ開いて放置していませんか?

せっかくの非課税メリットも、やり方を間違えれば思わぬ損失や“もったいない使い方”になってしまいます。

特に20代・30代は、仕事も生活も忙しく、ついSNSや友人のおすすめに流されがち。

気づいたときには「なんでこんな投資をしてしまったんだろう…」と後悔する人も少なくありません。

この記事では、NISAでやってはいけない7つの失敗を、初心者にもわかりやすく解説します。実際によくある失敗例とその回避策、さらに長期で資産を増やすための成功のコツも紹介。

読み終える頃には、「何をしてはいけないか」「どうやって始めれば安全か」が具体的にわかり、明日からの投資方針がクリアになります。


この記事でわかること

  • NISA初心者が陥りやすい7つの失敗と回避方法
  • 生活資金を守りつつ、非課税メリットを最大限活かす戦略
  • 長期的な資産形成に成功するための3つの実践ポイント

要約

NISAは強力な資産形成ツールですが、制度理解不足や短期売買、感情的な売買、高コスト商品の選択などが失敗の原因になります。

本記事では、その具体例と回避策、成功のための実践ポイントをまとめ、初心者でも失敗を避けながら賢く資産形成できる方法を解説します。

20代・30代必見!NISAで資産を減らさないための7つの注意点

そもそもNISAは、投資の利益(値上がり益や配当金)が非課税になる制度です。

2024年からの新NISAでは、つみたて投資枠(年間120万円)成長投資枠(年間240万円)があり、生涯投資枠は1,800万円。

ただし、ルールを理解しないと非課税メリットを活かせません。この記事では、初心者が陥りがちな失敗を7つピックアップし、どうすれば成功できるかを具体的に解説します。

関連記事

  • 投資初心者が知っておくべき資産形成の基本

NISAで損しないための7つのNG行動

1. 制度の仕組みを理解せずに始める

NISAにはルールが多く、知らずに始めると失敗します。たとえば、非課税枠は売却してもすぐ復活しない(翌年以降に一部復活)し、損失が出ても他の口座と損益通算できません。

仕組みを理解しないと、枠を無駄にしたり損失を招いたりします。

失敗例

  • 「NISA=儲かる」と誤解し、適当に商品を選んで損失。
  • 成長投資枠で短期売買を繰り返し、非課税枠を消費。

回避策

  • NISAのルールを学ぶ つみたて投資枠は長期投資向け、成長投資枠は個別株やETFもOK。
  • 金融庁の公式サイト(NISA公式ページ)で最新情報を確認。
  • 投資目的(例 老後資金)を明確にしてからスタート。

2. 短期売買を繰り返す

NISAは長期投資向けに設計されています。短期売買をすると、非課税枠を無駄に消費し、市場の値動きに振り回されて損失を確定するリスクが高まります。

NISAでは損失が出ても税金還付がないため、損切りは特に不利。

失敗例

  • 株価が10%上がったので売却したが、その後さらに上昇して利益を逃した。
  • 市場下落時に慌てて売却(狼狽売り)し、損失確定。後で市場が回復。

回避策

  • 長期保有を意識 5~10年、できれば20年以上の視点で投資。
  • S&P500や全世界株式(オルカン)など、長期的に成長するインデックスファンドを選ぶ。
  • 株価を毎日チェックせず、定期積立を淡々と続ける。

参考

  • 長期投資のメリットとは?初心者向け解説

3. 話題の銘柄や雰囲気で商品を選ぶ

SNSやYouTubeで「急騰中!」と話題の銘柄に飛びつくと、高値掴みのリスクが。。

名前や印象だけで投資信託を選ぶと、信託報酬が高い商品やリスクの高い商品を選んでしまうこともあります。

失敗例

  • 「米国株が強い」と聞き、S&P500連動ETFを買ったが、購入後に下落。
  • 「成長株ファンド」という名前に惹かれて投資したら、信託報酬1.5%で利益が減った。

回避策

  • 分散投資を優先 S&P500やオルカンなど、幅広い市場に投資する低コストファンドを選ぶ。
  • 手数料をチェック 信託報酬0.3%以下の商品(例 eMAXIS Slim 全世界株式、SBI・V・S&P500)を優先。
  • 過去の運用実績や組み入れ銘柄を確認し、自分のリスク許容度に合うか判断。

おすすめ商品

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
  • SBI・V・S&P500の特徴と選び方

4. 生活資金を投資に回す

生活資金や緊急時の貯金(生活防衛資金)をNISAに投入すると、市場下落時に売却せざるを得なくなり、損失を確定するリスクが。投資は余剰資金で行うのが鉄則です。

失敗例

  • 生活費を削って月10万円を投資したが、急な出費で売却。
  • 生活防衛資金がなく、株価下落時に不安で狼狽売り。

回避策

  • 生活防衛資金を確保 生活費の3~6ヶ月分を現金で貯める。
  • 投資は手取りの10~20%(例 手取り25万円なら月2.5~5万円)を目安に。
  • 無理のない積立額を設定し、継続を優先。

関連記事

  • 生活防衛資金の作り方!投資前の準備

5. 高配当株やテーマ株に一点集中

高配当株や話題のテーマ株(例 AI、ESG)に集中投資すると、リスクが偏る。業績悪化や減配で損失を被る可能性があります。

非課税枠(生涯1,800万円)は有限なので、成長性の低い商品に偏ると枠を無駄にします。

失敗例

  • 高配当株に全額投資したが、業績悪化で配当が減り、株価も下落。
  • 「AIブーム」に乗じてテーマ株を買ったが、バブル崩壊で大損。

回避策

  • 分散投資を徹底 1つの銘柄やセクターに偏らず、インデックスファンドやETFで幅広く投資。
  • 高配当株は一部に留め、成長投資枠では成長性の高い商品を組み合わせる。
  • 配当狙いなら、VYMやHDVなど安定性の高い高配当ETFを検討。

6. 銀行や高コストな金融機関で口座開設

銀行や対面型証券会社では、商品数が少なく、手数料が高い投資信託を勧められることが多いです。

個別株が買えない場合も。ネット証券の方が選択肢が多く、手数料も安い。

失敗例

  • 銀行でNISA口座を開設し、信託報酬1.5%の投資信託を勧められ、利益が減った。
  • 銀行では個別株が買えず、投資の自由度が低かった。

回避策

  • ネット証券を選ぶ SBI証券、楽天証券、マネックス証券は商品数が豊富で手数料が安い。
  • 口座開設前に取扱商品数や手数料を比較。
  • 銀行の営業トークを鵜呑みにせず、自分で商品をリサーチ。

おすすめ証券会社

  • SBI証券でNISAを始める方法
  • 楽天証券のNISA口座開設ガイド

7. 値動きに一喜一憂して売買する

株価の上下に感情的に反応して売買すると、損失を確定したり、長期投資の複利効果を逃したりします。

市場は短期的に変動しますが、長期では右肩上がりの傾向があります。

失敗例

  • 株価が10%下落したので慌てて売却したが、その後回復。
  • 毎日株価をチェックし、ストレスで投資をやめてしまった。

回避策

  • ほったらかし投資を徹底 積立設定後、値動きは月1回程度のチェックでOK。
  • 投資目的を「20年後の資産形成」と明確にし、短期変動に惑わされない。
  • 暴落時は「買い増しのチャンス」と捉え、感情的な売却を避ける。

参考

  • ほったらかし投資のコツ!初心者向けガイド

NISA初心者が成功するための3つのコツ

1. 小さく始める

月1万円からでもOK。無理のない金額で継続性を優先しましょう。

例 手取り20万円なら、月2~3万円からスタート。

2. 低コスト商品を選ぶ

信託報酬0.2%以下のインデックスファンド(例 eMAXIS Slim 全世界株式、SBI・V・S&P500)を選ぶ。

手数料が安いほど、長期で利益が大きくなります。

3. ルールを決めて放置

積立設定したら、値動きを気にせず「ほったらかし」。

20年後の資産形成を目指してコツコツ続けましょう。

まとめNISAで賢く資産形成を始めよう

NISAは「非課税で投資できる」というだけでなく、正しく使えば将来の資産を大きく増やせる強力な制度です。

しかし、制度の仕組みを理解せずに始めたり、短期売買や高コスト商品を選んでしまうと、本来得られるはずの利益を逃してしまいます。

今回紹介した「やってはいけない7つの失敗」を避け、長期・分散・低コストという3つの基本を守れば、NISAはあなたの資産形成を確実に後押ししてくれるはずです。

今日からは、焦らず・欲張らず・計画的に。
20年後に「やっておいてよかった」と笑える未来を、自分の手でつくっていきましょう。

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