『お金のポケットが増える スゴイ!稼ぎ方』
山崎拓巳
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スゴイ!稼ぎ方
これからの時代、僕たちは「自分自身を再教育する」必要があると感じます。常に自分自身をアップデートさせ続ける。変化の激しい時代にとても大切なことだと感じます。
複数の仕事を掛け持ちして稼ぐ、いわゆる複業の人が増えている。お金の稼ぎ方について自分を再教育した人をしなかった人とのギャップは努力で埋めることができないほどの溝となることでしょう。
と著者は述べています。本業で一気に手取りの月収を10万円upすることは難しいでしょう。けれども7つの収入源を持ち、そこから分散してお金を手に入れることができれば、10万円アップも夢ではないというのが、この本書の著者が伝えたい事です。
お金の収入源をたくさん作ろう
自分が信じたものと「少しだけ」違ったりすることに驚いたり、それを遠ざずに何かの学びを得るようにしてください。その上で「自分の情熱に従い自分の才能を最大限に活かし行動する。そして結果に執着しない方が結果が出やすい」のです。
この変化の激しい現代において、10年後、20年後の自分を安心させ、自立した生活をできるようにする。そのためには、「1つの収入源からお金を稼ぐ」という方法は、確かに安心できないと僕も感じます。だからこそたくさんの収入源を持つ。そう意識するかしないかで、数年後大きな差になってくると思います。
僕もお金の収入源がなくなったときにとても不安に感じました。本業のみでがんばっている中で、仕事が突然なくなる。会社が倒産する。そんな万が一の時に、本業だけの人はリスクが大きい。リスク分散をしていくことが賢い選択だと感じます。
複業の最大のメリット=自由
確かに複業すると「その会社で一生捧げてやっていかなければならない」という責任感や義務感が薄れるでしょう。それが自分自身をリラックスさせ、より生産性の高い仕事や成果につながると思います。
そして複業の1番のメリットは、「あらゆる角度から物事を見ることができる」ということだと思います。その仕事だけでがんばっていた時には思いもつかなかったようなアイデアが、違う仕事をして違う視点を持つことによって降ってくる。複業が新たな発想を生みだす可能性は大いにあるでしょう。
新しいものの見方を手に入れて、 得意ジャンルを複数にし、自分の価値を飛躍的に増やす。そうすることで、より大きな成功を手に入れることができるでしょう。
これからの時代は「自分磨き」の時代!
変化が激しいと言われる時代。以前流行った「自分探し」ではなく、これからは「自分磨き」の時代になると言われています。自分を磨き上げ、強みをコンテンツ化していく。
確かに最近の世の中は、自分の強みや長所を活かしてのびのび働いている人が多い気がします。YouTuberなんかは1番わかりやすい例かもしれませんね。ヘアセット動画や美容動画、大食いなど、好きなことや長所を思う存分発信している。それが結果として、支持されビジネスとなる。相手の視点に立って、見やすく、わかりやすいように動画を編集する。
自分の経験、体験、知識を分かりやすく伝えることが仕事になっていく時代なのです。仕事は誰かの悩みを解消するお手伝いをすること。つまり、あなたが経験したノウハウなどを、今現在困っている方にそれを提供することによって仕事となるのです。
そのためには「人が困っていることに目をつける」ということが大切になってきます。人が困ってることを見つける最も良い方法は、「まず自分が困っていることは何か」を考えてみることです。
自分が困ってることと、同じことに悩んでいる人や困っている人は、この世の中にたくさんいます。たとえ周りを見渡して友達や親族にいなかったとしても、日本中あるいは、世界中を探せば必ずどんなに狭い分野でも1人はいるものです。
稼げる人になるために、「もしも対策」をする
やっぱり何かを始めるには、失敗ではなく成功したいものですよね。その時に明暗を分けるもの。それは、「もしも対策」と著者は言っています。
もしも対策を万全にすると、気分を反転しポジティブに動き出す。自分の力で何とかなる事は何とかして、なんともならないことには身を委ねるのが本来のポジティブシンキングだと思うのです。(p.73 2章 稼げる人の発想法 より)
ポジティブでいることは何かを成す際には、とても有効だと思います。けれども、ポジティブだけでは長期的な成功は手に入らないのです。それは「もしも」という観点が抜けてるから。
なんとか大丈夫そうだけど、「もしも」の時も考えておこう。こうして万が一の時に備えられれば、もはや成功しない方が難しいと僕は思います。笑
その際に気をつけておくポイントとして、「信用」を獲得することが大切だと述べています。お金を得る前に何より、信用を獲得することが大切。信用という畑で育てて、収穫できるものがお金と著者はいいます。
お金は稼ごうと思えば、比較的すぐ稼げます。けれども信用は、ラクして手に入れることはできません。いや、そう簡単に手に入れることができないからこそ価値があるんですね。信用は、空気を読んでいるとどんどん失っていきます。自分の思ったことを素直に発信できるといいですね。
稼げる人になるために「今すぐ始める」
上記で述べてきたように、複業を始めることによってたくさんのメリットを享受できます。結果として所得が上がり、個人のパフォーマンスもアップして労働生産性も上がります。それに「複業を始めると楽しい人生に変わり始める」ということを著者は伝えたいようです。
確かに複業の意味はわかったけど、「複業はいつから始めたらいいのか」という相談を著者はたくさん受けるといいます。その際に著者は、「今すぐ始めよう!」と伝えています。
それは複業には、仕込みの時間が必要とされているためです。今の収入に満足している人ほど、すぐにスタートしましょう。「え、なにそれ矛盾してない?」と感じる方もいると思います。複業は、必要に追われてから始めるのではなくて、余裕がある時に「トライアンドエラー」をしながら始めるといいでしょう。最初からうまくいくケースは稀だと著者は述べています。
完璧な人なんていないのですから、失敗はするものです。新しいことを始めるなら、なおさら失敗はしやすいでしょう。失敗しても大丈夫!過去にうまくいった経験より、失敗したり恥をかいた経験が大切になってきます。それは何故か。
たくさんの人に「自分も最初ははつまずいたんだ。でも、だから君も大丈夫。僕も乗り越えられたから」と伝えられるからです。それだけで、説得力が増して、部下や後輩もついてきます。
では、上司や成功者との付き合い方はどうしたらいいのでしょうか。著者によると、成功者は芋づる式に成功しているといいます。成功者は自分だけの力ではなく、「成功者に可愛がられて、その実力を引き出してもらっている」といいます。
つまり、あなたも成功者になりたかったら、成功者に可愛がられるようになりましょう笑。 成功者の近くにいると成功が近づくという事ですね。
お金を稼ぐ=誰かの悩みに貢献したことの証
お金を稼ぐことについての考え方を少し、著者は考え直して欲しいと述べています。世の中にはお金を稼ぐこと=汚いという発想する人がいるそうです。
でもお金を稼ぐとは、「誰かの悩みの解消」や「喜びに貢献した」という事なんですね。お金を稼ぐ事というのは、他者を喜ばせることなんです。
そう考えると、もっとお金を稼ぎたいと思ってきますね。お金を稼げたということは、つまりその分だけ誰かを喜ばせたり、幸せにすることができたっていうことですし。自分も喜べるので、win-winの関係になれるという事なので最強ですね。若干強引に良いほうに持っていってる感じがしますが(笑)
稼げる人のタイプ
- 良好な人間関係を築ける人
- 周りから信頼されてる人
- 情報持ってる人
- 志を持ってる人
- 体力がある人
- 好奇心が強い人
1日10分、「誰かに貢献する時間」を持つ習慣をつけるといいでしょう。すると1年後、全く違う人生になっていると思います。どんなに小さな事でもいいのです。なので、いいと思ったことや相手のためになることを、どんどん人に伝える癖をつけましょう。ちょっと恥ずかしいですが。笑
また「世の中を良くしたい」、「世界を良くしたい」。そんな心の欲求が人を動かしていくのです。表面ばかりの言葉だけでは、当然見抜かれると思います。なのでその人なりの、熱意があることが前提になりますが。笑
さいごに
この本を読んで僕も、複業に積極的にチャレンジしてみようと思いました。やりたいことがあるならばすぐに、いや今すぐに始める。もしも対策を考えて対策を講じる。この考えは何も複業に限らず、日常生活にも活かせますね。
とにかくバッターボックスに立つ。行動するからこそ、自分が今何をすべきか見えてくるんですね。というよりも、行動しなければ何も身に付かない。とにかく行動。バッターボックスに立ち、バットを振りまくろう!
また「自分らしく生きていこう」というふうに思うこともできた。1つの価値観や社会の固定観念に縛られて生きるのではなく、自分がどうしたいのか、自分という思いや、気持ち、熱意を大切にして生きていきたいと強く思うことができた。
自分の夢に向かって僕も努力を続けていきたい。