はっきり言います。
大学生の「やりたいことが見つからない」「やりたいことがない」は当たり前です。
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将来の夢がないなんて当たり前じゃん
無理にやりたいことを見つけようとする必要もない。「やりたいことを見つけるには」なんて考えてること自体間違いなんです。というよりも、「自分の心から本当にやりたいこと」って頭で考えて出てくるようなものじゃないんです。
就活の時周りの大人たちはみんな口を揃えてこう言います。「みなさん、自分のやりたことを考えろ」って。「でも自分には本当にやりたいことがわからない。」「どうしたらいいだろう」そうして焦ってる人たち向けて僕は伝えたい。
皆さんはラーメンを食べたことありますか?ラーメンの中であなたの一番好きなラーメンはなんですか?例えば「〇〇店」だったら味噌ラーメン。「〇〇店」で食べるなら俺は味噌じゃなくて「とんこつラーメン」。でもなんだかんだ一番好きなラーメンって言ったら、「とんこつラーメン」!などありますよね。
どうして「とんこつラーメン」が好きと分かったのか
それは、「味噌ラーメン」と「とんこつラーメン」、どちらも食べたこと(経験)があるから。食べた経験から、結果的に味噌よりもとんこつの方が好きだったというだけの話。つまりという事しか担当の人は豚骨の味しか知らないからラーメンは豚骨何が1番好きか分かんないととんこつおいしいと言う事しか感じないもしかしたらしょうゆラーメンの方が本当は好きすごい好きかもしれないけど食べたことないからわからない
自分のやりたいこと(仕事)も実際に経験するまで分からない
結局、仕事は食べ物の好き嫌いと全く一緒。経験したことがないから、自分の本当にやりたい事が分からない。食べてみないとわからないんです。学生で経験できる仕事って言ったら、大半の人がバイトぐらいで。
やってる人でもベンチャーの長期インターン、なかには起業している方も増えてきたけれど、その数はまだまだ少数。仕事の経験数、仕事について考える機会が、圧倒的に少ない。長期インターンとかバイトの中で、自分の本当にやりたいことを見つけられるたなら本当に恵まれている。
人生の中で大部分を占める仕事。これから30 ~40年間仕事をやっていくのに、明らかに経験数、仕事について考える機会が少ないですよね。一度考えてみてください。ラーメンだけじゃなくて、ご飯、パン、パスタ、それこそ数え切れない位食べてきましたよね。その中で「僕は1番とんこつラーメンが好き」とか「私は白米」とか、「ごはんには味噌汁と納豆」とか。
でも就職活動すると僕のやりたい事は〇〇だみたいに言ってる人いると思うんですけど、本当に心の底から思って出てきた言葉の人は結構少ないんじゃないかな。僕も考え抜いて、「僕が本当にやりたい事はこれだ」と信じていたものがあったし、それを口にして面接に臨んでいた。そうしていたことがずっとあった。けれどもいざ就職活動が終わり、自由な時間ができた。そうして本当に自分の好きなこと、やってみたいことに挑戦、チャレンジしている中で、本当に自分がやりたい事は何なのかが少しずつ見えるようになってきた。
人生は、自分の一生かけてでもやりたいことを見つける旅
そもそも人生って「自分の一生かけてでもやりたいことを見つける旅」みたいなもんです。そう簡単に見つかるようなもんじゃないです。
それを見つけるには、たくさん行動しよう。
特に極端なものに触れる機会を持つことを特におススメします。
例えば海外旅行。日本では当たり前なことが全く当たり前ではないということが往々にしてあります。そういうものを経験して、こんなこともできるんだ。こんなこともやっていいんだと。実際に行き、知る。この知るという経験が、あなたの人生の選択肢を増やしてくれます。
旅行だけに限らず、読書、YouTube、インスタ、Twitterなど。
ツールはいくらでもあります。知るためには、まず動かなくてはいけません。
知るために今すぐ動く。自分の人生をより良いものへ変えていくために、動く。
たくさん動こう。
僕が最も伝えたいこと。
「どうなりたいか」「どう生きたいか」「どんな人みたいになりたいか」が重要
僕の場合の話で申し訳ないんですけど、僕は芸能人とかアーティストの方にすごい影響を受けてきた。そういう人になりたいなとずっと思っていたんです。けれどもそれはなんでだろうと。ただ有名になりたかっただけなのか、給料が良いからなのか。すごい真剣に考えた。
あの人たちは僕に辛い時があっても、勇気や感動を与えてくれて僕が生きるモチベーションになっていた。そういうもの与えてくれた存在であった。だから尊敬していた。だから憧れた。それが分かったんです。
だから僕もそういう人になって、メディア等を通して少しでも多くの方に「僕がいてくれてよかった」、「僕がいたから生きてこれた」、「僕みたいになりたい」「僕のおかげで人生良くなった」そんな人を増やしたい。人を幸せにしたい。そういう思いからそのような人たちを目指していただけだった。芸能人やアーティストは、その夢を達成する1つの手段に過ぎなかったということが分かったんです。
だから本当に自分がやりたい事を考える際には、「どう生きたいか」、「どういう人になりたいか」を考える。そしてなんでそう思ったんだろうって、ゆっくりぼんやり考えてみてほしい。
それにファーストキャリアは確かに大切です。けれども自分の将来やりたいことって変化するんですね。社会もそう。こんなに変化のスピード速い世の中。これからますます加速していく。そうしてこれまで以上に、おそらく自分のやりたい事は変化していくと思う。だからぶっちゃけ、そんなに真面目に就職活動しなくてもいいと思うんですよね。第一志望の落ちちゃったからもう無理だとか全然思わなくていい。
僕も第一志望の企業があって、最終面接まで行ったんです。けども結局落ちちゃったんですね。自分に自信があった分、落ちた時はすごいショックで。それはもう大切な時期に、1週間立ち直れなくて何も手がつけられなくなってしまって。けども今考えたら、正直その企業に合わなかっただけで。就活は結構運なんですよ。面接官数人に好かれたら勝ち。何千人といる従業員のたった数人。今年じゃなかったら、受かってたよと。そんなのもザラにある。
就活はもっと楽な気持ちでいこう
就活で落ちても、「あー駄目だった。じゃ、次の企業行くか」くらいのスタンスで全然いいと思います。笑むしろこれからどんどん企業にぶら下がる人だったりしがみつく人間ではなく、どんどん「個性」や「自分らしさ」「あなたのらしさ」を全開にして何事も生きていっていい時代に突入しています。
自分を取り繕うな!
就職活動も変に、自分を取り繕わなくていい。自分自身さらけ出していいんです。それで入れてくる企業に入った方が1番いいんじゃないかなと思います。結局自分にあった企業とか入ってみないとわからないんだから。