- 会社の昇進のために、TOEICが必要
- 英語力を鍛えて、仕事に活かしたい
- 英語で会話したい
などなど。TOEICを勉強する人には、様々な動機があると思います。そんな方のために、今回記事を書きました。先に言っておくと、TOEICでスコアを短期間に上げたいなら、リスニングに力を入れましょう。
リスニングはコツさえ知って対策すれば、短期間で「100点」のスコアアップが可能だからです。
【超初心者】TOEIC対策 リスニング方法!
リスニングの力を伸ばす効果的な方法は、「アウトプット」を加えること。アウトプットとは、音読や書くという作業。アウトプットは以下のような効果をもたらす。
- 英語の音声に慣れる
- 聞き取って理解する力が大幅に伸びる
- 単語や熟語をより早く覚えられる
文を「読む」という作業をすることで、単語だけじゃなく文脈ごと覚えられるようになるのです。何度も口に出して、音読を繰り返すことにより記憶に定着しやすくなる!
なぜ「同じ英文」を覚えるまで繰り返し音読するのか
TOEICに出題される問題は、似たような状況のものがとても多いのです。表現や会話トークの流れがたくさん頭に入っていると、すごく聞きやすくなります。例えば、「book」と言われて、いちいち「本」と考える人は少ないでしょう。「book=本」と瞬時にできると思います。
繰り返し音読をして、「book=本」と同じような状況をたくさん作るのです。そのためにオススメなやり方。
- 英文の意味を理解する
- 同じ文章をたくさん聞く
- その後に口に出してみる
リピーティング
英文は見ずに音声を流して文や語句を聞き終えた後、聞いた通りにマネして声を出して言う。リピーティングは、リスニングに自信のない方におすすめです。part1、2を使ってやりましょう!
【リピーティング効果】・・・聞いた内容を短期的に記憶しておけるようになります。最初にリスニング対策はこれを行うと良いでしょう。
オーバーラッピング
英文を見ながら音声を聴き、ナレーターの声と同時に音読をする。イントネーションや強弱リズムもなるべく同じように真似するといいです。
【オーバーラッピング効果】・・・聞いてわかるスピードを上げることができるようになります。
ここでは主に英文のスピードに慣れましょう。はじめは耳から聞いてるスピードでは音読が間に合わなくて、ただ英文を目で追って音読をしている状態になってしまうかもしれません。けれども最初はそれでオッケー!
何度も読んでいるといつかそのスピードに慣れます。スラスラと読めない部分は、その箇所だけスラスラと読めるようになるまで何度も音読しましょう!
- Part 1、2から初める
- part1、2が簡単になったらpart3、4に移る
- その後は主にpart 3、4をメインでやっていく
シャドーイング
リスニングの集大成です。そして「シャドーイングをすること」が、リスニングのスコアupに1番効果的です!なるべく早くこの段階に行けば、それだけ早くリスニングの点数が上がります。シャドーイングの効果は、本当に高いです。僕はこれをやってリスニングのスコアが一気に100点近くアップしました。
【シャドーイングのやり方】・・・英文を見ずに音声を聞いて、1、 2秒遅れでナレーターの声をマネして音読。オーバーラッピングで何度も読んだ文章を、シャドーイングすることがおすすめです。
【シャドーイングの効果】・・・音声を聞きながら英文を理解する力が身につく
注意!「知らない単語や意味がわからない文がない」という状態で取り組みましょう。内容がわかってるもの、つまりすでに学習済みの音声を繰り返し聞くのです。すると英文が「わかる」という感覚がつかめてきます。
シャドーイングまとめ
- 意味を理解した音声を繰り返し聴くこと。
- すると音を文字に置き換えなくても、表現がスッと頭の中に入ってくるようになる。
- テスト本番で同じ表現が出てきたときに、瞬時に理解できるようになる。
まとめ
大切なことなので、もう一度復習しましょう。
- 日本語訳を使って英文をしっかりと理解する
- 音をまねして音読する
- そうすることによって英文を理解できるスピードが上がる
- 英文を英語の語順のまま、理解できるようになる
徹底的に音をマネするということはとても大事。英文を何度も声に出して練習することで、表現が身に付くのです。