「やらなかった後悔」ではなく、「やってしまった後悔」を選ぶ。僕はそんな生き方をしていきたい。間違っても死ぬ間際になって、あれをやっておけばよかったと後悔して死んでいくような人生にはしたくない。
一度きりの人生。好きなことをして生きてみたいと思いませんか?
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好きなことだけして生きていけ
成功者の考え方や行動の習慣をつぶさに観察してきた。日々の習慣が人生をつくっているのだから、習慣を真似すればいいと考えた。(プロローグ 好きなことで成功している人に出逢って打ちのめされよう より)
成功者の思考や習慣に触れて、自分に合ったものを取り入れていく。これは本当に大切だと日々感じている。「人生は決断の集大成」だと僕は思っている。
だからこそ、成功者が日々どんな決断をしているのか、それを観察し真似していくだけで、おのずと自分もそのような人になれるだろう。
僕がこの本を読むきっかけ
僕がこの本に出会ったのは、1年前くらい前だと思う。ずっと僕の本棚に並べられていた。度々読み返してはいたが。
僕自身、好きなことだけして生きていきたいと思っている。でもそれは理想論かもしれない。僕はそんな疑問を解消してくれる本を探している。それは1年前も、いや今も健在だ。そう、それこそが人生なのではないかとすら最近僕は感じている。
読む際に意識したこと
僕は千田琢哉という著者が好きだ。それは僕が辛い時に、この著者の本に、いや本の中にある「彼が紡ぎ出した言葉」によって救われた経験が何度もあるからだと思う。
だからこそ、この著者はどのような思いで好きなことだけして生きているのか。またその思想を知りかった。そして実際に成功者の真似をすることによって、僕自身そのような生き方ができるのではないかと思い読んでみた次第である。
つまり、彼がどのような思いで、どのような考えのもと仕事をしているのかを意識した。
この本の興味深い点
もし、あなたが本気で幸せな人生を歩みたいのであれば、「こっちが好き」というように、好き嫌いをはっきりさせていくことだ。どんなに些細なことでも好き嫌いはっきりさせる習慣にすれば、次第に感性が研ぎ澄まされていくだろう。(Part1 君のやりたい事は、本当に好きなことなのか より)
1度きりしかない自分の人生。せっかくなら目一杯楽しんで生きたい。そのためには、自分の意思表示をすることが大切だなと感じました。
自分が感じたことを言葉で表現する。そしてやりたいと思ったなら、すぐ行動する。案外、好きなことで生きていくコツは、簡単なのかもしれないと感じた。けれども僕たちは、こんな簡単なこともできずに嫌いなことを我慢して続けている人が多いと感じた。
僕は好きなことをして生きていきたい。だからこそ、自分が思ったことや感じた事は素直に言葉にする。それで嫌われてしまってもしょうがないと僕は思う。それこそが自分の「自由」を行使した証なのだから。
どういう点でオススメしているのか
これまでの人生で、他人の半分の努力で、他人の倍以上の成果をあげられたことを思い出そう。きっとそれがあなたの伸ばすべき才能だ。(成功者はいかにして好きなことを見つけてきたのか より)
自分の好きなことが見つからないという人は多い。そんな人にもこの本はおすすめだ。自分の人生で上記の事について考えてみれば、それが意外と自分の好きなことや得意なことだったりする。
好きなことは、自然と努力と感じなくても他人よりも努力してしまうのだろう。そして自分で勝手にクオリティの高いものを仕上げるのだと思う。だからこの見つけ方は案外正しいのだと感じた。
この本が最も伝えたかったこと
この本が最も伝えたいこと。それはあなたの人生を幸せにしたかったら、好きなことだけをやって生きていこうということだ。そしてそのための方法や考え方をあらゆる角度から示している。一読するにふさわしい本だと僕は感じた。
おわりに
「好きなことをして生きていく」というのは理想論なのか。いや、この本を読んでそんなことはないと感じた。ただそうやって生きていくためには、自分も為すべきことを成さなければならない。そして短期的な成功ではダメだ。そう、目先の利益だけに飛びついて周囲の人からの信用を失ってはいけないと感じた。
好きなことだけで生きていく。それには目の前の人をまず大切にし、笑顔にすることから始めたい。そして僕を育ててくれた両親に感謝する。そんなことからそうした生き方が実現できるんではないかと感じた。
あなたもぜひ一読してみてはいかがだろうか。