- 人生を変えたい
- 叶えたい夢がある
- 大きな成果を出したい
こんな想いを抱えている人にオススメの本があります。それが今回紹介する本である『うまくいったやり方から捨てなさい』です。
なぜ、この本を手に取ったか【タイトルに惹かれて】
僕が本書を読むきっかけは、この本の強烈なタイトルに惹かれてしまったからです。本書を視界にとらえら瞬間に、
- 「ああ、ついに僕を支えてきたものを手放すときがきたか」
- 「今までつらい時も共に戦ってきたやり方や、考えを捨てる時が来てしまったのだ」
と感じ、思わず手に取りました。そうして目次や前書きを読んでビビット感じ、即断即決で購入しました。僕は「ミニマリスト」として、生きていこうと思っていた矢先のことで、何か僕の役に立ちそうと直感で感じました。
ミニマリストとして生きていくと決めてから、僕は多くのモノを手放してきました。すると当然、部屋がすっきりします。そういう部屋になり、しばらく過ごしていると下記👇のような影響が出始めたのです
- 自分のやりたいこと・好きなことがどんどん見えてきた
- 目の前のことに集中できる
- すぐやる人になれる
そうしてやりたいこと、好きなことに打ち込んでいるうちに、薄々いつまでも過去のやり方や考え方のままではいけないと感じていたのです。自分の背中を後押しし、人生を変える一冊になるのではと感じ購入しました。
『うまくいったやり方を捨てなさい』
この本の著者は?
著者は中学卒業後、高校に進学しませんでしたが、努力によりビジネスオーナーになったという。またコンサルとしてたくさんの人を見る中で、「成功者ほどラクラク捨てている」と感じたという。
本書を通じて「過去の成功を捨てれば、人生はうまくいく」ということを、著者は1番伝えたいのだと思います。
この本が一番伝えたいこと!
それはズバリ、「うまくいったやり方、ノウハウにいつまでもしがみつくな。」ということだと感じました。
この言葉に、「ピン」と来た人には読む価値があります。というより、絶対に読んだほうがいいです。この本は、様々な角度から一貫して、ただひたすらこのことを読者に伝えています。それくらい重要でありながら、実際にやることは難しいのです。
内容
「今までうまくいってきたやり方や、結果を出していた考え方。・能力・ノウハウを手放すこと。」
僕ははたくさん多の方の人生を見てきて、これまで「うまくいったやり方」ほど次の新しいステージは足かせになることが多いと気づいた。それは、「うまくいく人は軽々と楽しそう捨てられる人」。
昨日うまくいったやり方が、明日以降もうまくいくとは限らない。
人生をもっと大きなスパンで考えたときに、自分が今いるステージに連れてきてくれた「考え方やスキル」が、もっと高い別の目的地に連れて行ってくる事は無い。これは断言していい。
これは大切なことだと著者は言っています。確かにそうですよね。今は、変化のスピードも速い上に、大きく変わるような社会です。いつまでも過去にこだわっていては、成功は長続きしないですよね。そんなことを、強烈に感じさせてくれる本です。
人って変化を嫌う生き物と言われています。でも著者曰く、
お金も仕事も人間関係も、ストレスなく心地よく生きている人の特徴って「捨てられる人」だと気付いた。
捨てるといっても苦渋の決断なのではなく、あくまでも「軽やかで楽しそう」に自分の今までうまくいった「やり方や考え方」を捨てていく。不思議なことに、捨てるとどんどん入ってくる。
この前書店で、『けっきょく、よはく。』というタイトルの本を見かけました。その本を見て「捨てることによって、そこに余裕が生まれてチャンスにも気づきやすくなるのでは?」と僕は感じました。実際、僕はミニマリスㇳとして、モノをたくさん減らしてきました。
減らした分のモノが「入ってきたか?」と、言われたらそれはNOです。けれども、モノを減らした分、探し物の時間や、今日着ていく服選びの時間は大幅に減り、その時間は好きなことに使える時間が増えました。
そう、捨てると不思議なことに好きなことが増えるのです。成功法則も同じことです。自分をここまで連れてきてくれた方法は、次のステージへと連れて行ってはくれません。だからこそ捨てて、新しい方法を手に入れて、ドンドン次へ進みましょう。
人生を変える成長をするために何が必要か
人生を変えたいならステージに合わせて思い切って古いやり方や考えを捨てること。
そして新しいやり方や考え、手法を取り入れること。自分のいる人生のフェーズによって、方法は変えていく必要がある。次のステージに移った時はそれまでうまくいっていてやり方こそ手放し、次の方法を模索する方が人生はうまくいく。
ようだと筆者は述べています。自分が「今いるステージ」を変える成長をするために必要なのは、なるべく身軽であることです。身軽だからこそ、新しことにチャレンジでき、結果として成功や夢につながるのです。
だからこそ「〇〇しなきゃという固定観念は、なるべく捨てる」ようにしましょう。「〇〇しなきゃ」は、自分の可能性を殺す思考法だからです。
もったいないものは、真っ先に捨てなさい
【手放すモノの簡単な見極め方】
- 喜び、好きでやっているか
- もったいないからやっているか
もったいないと思っているものこそ、今のあなたには必要ないものだったりする
確かに、ほんとに必要なもの、大切なものに対して捨てるかどうか思わないですよね。今の時代にiPhoneやケータイ捨てようかどうか、迷う人いないでしょう。笑
なぜなら、スマホは自分にとって必要だからです。
人は損したくない生き物
人がもったいないと思うのは損したくないから。人は得したい成長したいというポジティブな面よりも、損したくない失うかもというネガティブな思いをまず避けようとする。
これから何か手に入るかもしれない素敵なものよりも、今もっているものがなくなるかもしない怖さの方が勝ってしまう。
だから僕たちはよほど意識していないと、どうしても慣れ親しんだいつもの方法やいつもの考え方を選択してしまう。でもだからこそ、肝に銘じてほしい。
あなたをここまで連れてきたくれたものが、あなたを次のステージまで連れて行ってくれる事は無い。
これは心理学でよく言われていることですね。メンタリストDaiGoさんもよく言っています。
この世はかなり複雑で、状況や、人によってかなり違ってきてしまうから、一概に「なんでも捨てろ」と言い切ることは危険です。それでも、過去の成功体験を捨てることは大切だと思います。というよりは、それにしがみついてしまうのが問題です。
しがみついてしまった瞬間、もうそこに成長はありません。要は「時と場合に合わせて考えや、やり方を変えることが大切」です。自分が成長し、ステージが変わったのなら、さらなる成長のために必要なやり方や方法を、ドンドン吸収して、ブチ抜いていきましょう。
過去に言った自分の言葉にとらわれすぎずに、今自分が本当に大事にしたいことは何なのかを知ることが大事ですね。
完璧主義は絶対に成功出来ない!
完璧主義に人は、確実に失敗します。なぜなら李湯はシンプルで「人間は完璧にできない」からです。当たり前と言えば、当たり前ですよね。完璧という不可能なことを目指しているから、1歩踏み出すことすら難しくなってしまいます。
この間、NewsPicksで厚切りジェイソンさんも全く同じことを言ってましたね。
- 完璧な環境を待っている人は永遠に成功できない。
- 完璧な環境なんて存在しないから。
そんなの待ってないで、さっさと行動しましょ(笑)
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