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GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代!与える人が成果出す。

GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代!与える人が成果出す。

よく「ギブ&テイク」が世の中を形成する当たりまえのように思えるし、上手くいくと考えられています。でも、それは本当なのでしょうか。相手から「奪う人」ではなく、相手に与えられる人。そんなマンガやドラマのような主人公に、僕は憧れてきました。でも現実を見ていると、そうとも言えないようなことも聞くこともしばしばあります。

「ズルい人ほど得をする」──それは本当か ?

 

実際に、どんな人がうまくいくのか。今回の記事では、

与える人・奪う人、結局どっちが現実世界で得するのか

それを明らかにしました。他人に優しくしていたら、厳しい競争を勝ち抜けない?――それは大きな誤解です。 これからは、周りの人への思いやりの発想とコミュニケーションが、 あなたの仕事に大きな成功をもたします。

 

与える人は、うまくいく!

はじめにいってしまうと、与える人のほうが人生は幸せになるということが分かりました。これは、僕としては、とてもホッとする結果です。しかし、与える人すべての場合が、うまくいくわけではないということが分かりました。

 

基本的に、与える人になったほうがいいです。けれども「あるポイント」に気をつけないと、与える人は人生をとても大変なものにしてしまう側面がありました。でも大丈夫。これさえ読んで、そのポイントにだけ気をつければうまくいきます。

人は3つのタイプに分けられる

  1. 人に惜しみなく与える人(ギバー)・・・自分の利益よりも、相手にたくさん与えようとする人
  2. 奪う人(テイカー)・・・真っ先に自分の利益を優先させる人
  3. 損得のバランスを考える人(マッチャ-)自分と相手の利益を、5対5にする人

 

まずは、人は大まかに上記3つに分けられます。でも友達関係は、ギバーだけどビジネス関係はマッチャ-など。一概にいうことはできないといわれています。なので今回は、ビジネス関係に絞って話を進めていきます。

 

研究によって証明!誰が「1番」得する?

「ギバー・テイカー・マッチャ-、結局どのタイプが1番成功するのか」

という疑問を解決するために研究したのが、アダム・グラント教授です。この方は、世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」史上最年少終身教授です。『フォーチュン』誌の「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」に選ばれるなど、気鋭の組織心理学者が教えるビジネスの成功の秘訣が、以下です。

 

結論からいうと「ギバー(惜しみなく相手に与える人)」の人の方が成功します。けれども・・・

  • めちゃくちゃ成功する人
  • めちゃくちゃどん底にいる人

ギバーは、2極化が激しいといわれています。つまり、なぜか成功する人と落ちぶれてしまう人に分かれてしまうのです。どうして、そんなことになってしまうのでしょう。

 

成功と失敗。2極化が激しいギバー

今回は「仕事で最も成功しやすい人はどんな人なのか?」という疑問を、ブラウン教授の研究結果を用いて紹介します。

  • 10年間調査し、突き止めた!
  • 最も失敗しやすいのが「ギバー」
  • 最も成功しやすいのが「ギバー」だった

成功している人、失敗している人、どちらもギバーの人なんです。中間にテイカーとマッチャ-がいるとのこと。

ギブアンドテイク。ギバー・テイカーどっちが得?

図にするとこんな感じ☝です。とても面白い興味深い研究ですね。基本的に、長期的に考えるとギバーの人は成功します。

 

「与える人」は“その一歩先”を見る

  • テイカー(与える人)は、先のことを考える
  • 今、利益が少なくても、将来たくさん入ってくる

 

【奪う人】10の利益額の場合・・・

自分は9の利益をもらう。そうして相手には、1の利益しか与えない。その場合、1しか利益をもらえなかった人は、もう一度9の利益を持っていったテイカーと仕事をしたいとは思わないでしょう。つまり、もう一度仕事が発生する確率は大幅に下がります。

 

それに自分ばっかり利益を持っていく人は、人間関係においても崩壊します。「お前のものは、俺のもの。」「俺のものは、俺のもの。」そんなジャイアン的な発想の人は、嫌われるという事はちょっと考えればわかるりますね。

 

けれどもギバー(与える人)の場合・・・

「今回はあなたはの方が、少し多く持っていっていいよ」となります。たとえば、10の利益があったら、6を相手に与え、4だけ自分が受け取る。多くの人はそんな人と長く仕事したいと思うはずです。なので、何回も仕事を頼んできて、長期的には利益がギバーの方が増えていくというのです。

つまり

  • 短期的にはテイカーの方が利益を得られる
  • 長期的に考えると人間関係も含めてギバーの方が豊かになる

 

 

さらにギバーの人は、「あの人と仕事すると得するよ」口コミや噂で広がり、仕事や人がどんどん集まってきます。そして人間的にも、ビジネスにおいても豊かになることができるのです。与える人になれば、口コミや評判であなたの影響力も、じわじわ高まっていくこと間違いなしです。

 

でもそう考えたら全てのギバーの人が成功していなければ、おかしいですね。先ほど成功してる人もいれば、どん底の人がいるとお話ししました。ではなぜここで違いが出てしまうのでしょう。

 

失敗は、自己犠牲が9割!

与える人出て失敗してしまうのは「自己犠牲」があるからです。

 

自分の利益を全て投げ出して、相手に尽くす。こんなことを聞くと、とても美しい話も聞こえますが、これだけはやってはいけません。「自分の利益を犠牲にして、相手のために尽くすことによって幸せになる」というのは、おとぎ話だけなのです。

 

長期的にみると、常に自己犠牲で相手に尽くしてしまう人というのは、損をしている人の方が圧倒的に多かったと研究では結論付けられています。

 

winーwinを目指そう!

成功している人は「winーwinの関係」を目指します。つまり、お互いに損もしないし、より利益を出せるように互いにベストを尽くす関係です。

 

失敗してしまうギバーの人は「10の利益があった場合に、10全部あげてしまうような人」です。それは極端だとしても、上げすぎる傾向があると失敗します。たとえ自分が8割の貢献をしていても、僕は2だけでいいよ。と大火に圧倒的に見合わない額にしてしまう。それでは、いずれ失脚していきます。

 

そうではなく、お互いの取り分をより増やすことを考えましょう!成功しているギバーというのは、今10の利益あった場合、これを投資・もっと工夫してビジネスをして、10 の利益を15 、30にも出来ないか考えるのです。そうして30の利益を手に入れ、相手に20、自分は10にする。

 

つまり、成功してるギバーたちは「より多くの利益を生み出そうとする」のです。相手に多く与えるだけでなく、自分も大きくしていくと考えるのです。

 

人に親切をしてはダメということではありません。自分が苦しくなったり、辛くなるようなことをしないようにしましょう。自分を犠牲にして、相手に尽くす必要はないということです。また自己犠牲の精神が強すぎると、

  • 頑張りすぎる
  • 燃え尽きてしまう
  • 疲労でダウン

などなど、あまりいいことがありません。

 

まずは、自分を大切にする

もし本当に成功するギバーになりたいなら、自分をまず大事にすること。そして自分を大事にしつつ、相手も大事にする。お互いに切磋琢磨して、成長すると考えることが大切ですね。

 

また誰彼構わず与えればいいというわけではありません。この人に与えれば、自分も利益になる。そんな人に惜しみもなく与えるのです。お互いにwin-winの関係を目指していきましょう。

 

成功しているギバーたちは、自分の頭で考えて相手をきちんと区別をして与えているのです。残念ながら、世の中にはいい人ばかりではありません。だからこそ、誰彼構わずボランティアのように相手に尽くしすぎてはいけないのです。

 

他人に与える事は、とても良いことです。人から奪うことばかりを考える人にだけはならないように気をつけましょう。他人に多くを与えたいとあなたが考えているならば、人を見る目を養いましょう。良いあなたが、悪い人によって潰されて欲しくない。だからこそ、相手を選ぶ必要が出てきます。

 

  • あなたは、まだ「ギブ&テイク」で人生を生きますか?
  • いま「与える人」こそ、幸せな成功者となるのです。
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米国株が好きで分析しています。テック系グロース株、新興企業多め。