ネットをはじめ、情報があふれかえっている時代です。日本のビジネスパーソンは、海外のグローバルエリートたちと比較して読書量が圧倒的に少ないと言われています。「忙しくて読む暇がない」ならば、読むスピードを圧倒的に速くすればいい。本当にそうでしょうか。
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より多くの情報をたくさん浴びよう
現代社会で幸せに生きていこうとする限り、氾濫する情報の海から、正確にスピーディーに情報を取捨選択を行うことが重要です。それを自分の成長の糧とすることができれば、あなたの成長は飛躍的に高まるでしょう。
私たち人間は「時間」という意味では、誰もが“平等”です。世界の一流の方も、あなたも私も、トランプ大統領もイチロー選手も、誰もが同じ、1日は24時間。情報を速く読み込み、「手持ちの時間」を増やすことができれば、できることが増えます。すると、夢を実現する確率もアップするでしょう。
速読法の際に考えてほしいこと3つ
なぜ読むのか「目的を明確」にしよう
早く読むために、速読のためのトレーニングをしていると「本を早く読むこと自体」が目的になってしまいそうですね。「本を速く読むことや本の冊数」だけを目的にしてはいけません。速く読んでも何も得るものがないのであれば、それは時間の無駄になってしまうかもしれません。また本を10,00冊読んだからといって、全く行動に移せなければ意味がないですね。
それに速く読むための速読トレーニングは、読書嫌いになってしまいそう。本を読んで、「自分はどう感じたか」。そこからどのように「自分の人生に活かせるか考える」時間が大切ですね。考えながら繰り返し何度も何度も読む。僕は何度もじっくり味わいたいと感じる、価値のある本を選んでたくさん味わうことが重要と思っています。
信用できるところから情報を得よう
大切なことは、「どこから情報を得るか」という問題です。インターネット、テレビなどたくさんの手段がありますが、「本」ほど質が高く内容が濃いものはありません。本を読むということは、その著者の考え方や価値観までをも会得できます。
本は自分の視野や価値観を、さらに広げたり深めたりすることができます。さらにはあなた自身の人生そのものを変えることもあるでしょう。本にはそれだけの力があるのです。現に僕も、本によって人生が大きく変わった経験があります。
本は本当に偉大です。今の自分のレベルでは決して出会えない、触れ合えないような方々の思考のエッセンスをわずか1000円程度で知ることがでいるのですから。そう考えると、本代をケチってしまうのはもったいないですね。僕は、株や不動産に投資するより、本に投資したほうがはるかに高い複利となって返ってくると思っています。自分を大きく変えていきたいと思うなら、「本を読む」という選択肢をおすすめします!
情報源は「選択と集中」しよう
けれども本だけでなく、インターネットにも有益な情報は数多く存在しています。しかし情報爆発の時代には、不要な情報、関係のない情報も多いです。なので不要な情報をいくら速読しようと、自己成長に繋がらなかったり、生産性は向上しないですね。では、情報を得て自己成長を速めていくにはどうすればいいのでしょうか。
情報爆発の時代には、できる限りインプットする情報量を絞り込むこと考えたほうがいいです。つまり、どこから情報を得るか選択し、そこから徹底的に集中しインプットするのです。なんでも情報を取り込むのではなく、必要な情報だけ取り込めばいいのです。だから極論、「速読」も「瞬読」も不要で、普通に読めばいいと僕は思っています。
そのためには、どの情報を浴びるのか。自分の判断軸をしっかり形成する必要がありますね。でもいきなりそれは難しいでしょう。なのでまずは、数多くの情報に触れて、質のいい情報、自分が好きなことを極めていくことが大切かもしれません。