- 「読書っていいって聞くけど、どんなメリットがあるの?」
今回はそんな方に向けて、記事を書いています。
これからの時代に欠かせないもの
- 思考力・知識をベースに自分の頭でものを考えること
- 自分自身で価値観を決めていくこと
そんなものが必要とされてきています。
思考が浅いと心も浅くなってしまう。これに歯止めをかけるには「粘り強く考える思考力」が必要なんです。それには圧倒的なパワーを持つ読書がとても有効!
現代は情報爆発の時代。ネットには、情報が溢れている。けれども読書によって、深い思考を養わなければ他の情報にただ流されるだけ。
思考を深め、精神を高めるのが本来の読書であり、読書の楽しさでもあります。
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読書のチカラ
今回は、読書のチカラを参考にしながら、以下のポイントを紹介します!
- 読書のもたらす良い効果は何か
- 読書の持っている力
精神面を高めるのに最も適した「読書」
判断力さえ鍛えれば、社会と上手く折り合える。
そしてその判断力を鍛えるのに、最も有効なのが読書なのである。読書は基本的に1人でやる時間の方が多い。その時に1人だからこそ深く思考することができ、精神面さえも鍛えるのだ。
確かに僕は読書し、こうして考えることが増えた。その結果、思考はより深まり精神面も高めることができたと感じる。僕は今まで、精神面がとても幼いと感じていた。実年齢− 3歳といった具合である。
しかし最近ようやく、実年齢と精神年齢の差が縮まってきたと実感している。それはひとえに、読書が役立っているだろうと勝手に考えていた。しかし今では、おそらくほぼ読書のおかげだと痛感している。それだけ読書から受けた恩恵は大きい。
他者の視点の獲得
読書では、自分では経験することができない「他者の視点」を獲得することができる。それはビジネス書や自己啓発だけに限らない。小説であれば、よりありえない状況の主人公の視点や、その他の人の感情や考えまでも知ることができる。そんなことは、日常生活であればここまで深く知ることができないであろう。
そのように多くの視点を獲得することによって、知性の柔軟を得ることができる。知性の柔軟性の獲得。つまり、多様な視点を獲得する事は、人生をより豊かにし、幸福につなげると感じる。
トラブルに直面した際に、人類数千年の英知を使って考えることができれば、日常生活のトラブルなど一過性のものに過ぎないと感じる。しかし、その知性や多様な視点を持っていないと、いつまでもダラダラと、頭の悪い思考を続けて悩み続ける必要があるだろう。読書の偉大さを痛感している今日この頃。
この節のまとめ
- 他者の視点を獲得できる
- 知性・思考の柔軟性を得られる
- 人生をより豊かに、幸せにすることができる
一流の人の思考に触れ、能力を覚醒させよう
人間の遺伝子は、99.5%が同じ。しかし、能力に差が生まれるのは何故だろうか。
筑波大学名誉教授の村上和雄先生の調査によると、「一流の人物と触れ合うことにより、能力が覚醒する」という。
一流の人の思考や精神に触れる。人は他者に影響を受けやすい。しかし、現実で一流の人に囲まれた生活をすることは困難だ。けれども、読書であればそれを可能にできる。それどころか、時代を超えて、場所さえも越えて、その思考や精神に触れることができるのだ。
まとめ
- 読書では、一流の人と触れ合える
- 時間や場所、時代を超えて対話できる
良質な本を読もう
著者は、『罪と罰』のような重厚で複雑な古典のようなものが、より思考を深め精神を高めてくれる本であると述べている。現代の小説や本には浅いものが多いという。なぜそのような重厚な本を読まないのか不思議で仕方ないとのことだ。
確かに、そういう本も読んでみたいが、僕にはいささかまだ難しい気がする。罪と罰などのような古典は、読んでみたことないのでわからないが、チャレンジをしたい。しかし、読んでみて全く訳がわからないと思って読書が嫌いになってしまうのも怖い。それに本は、「自分が興味のあるものや好きなものだけを読めば良い」という著者も多い。
だから僕は今は、自分が読みたいものや気になった本だけを読むことにしている。そうした本の方が、得られることや気づきもきっと多い。それに本当に読みたい本からは、より多くを吸収している。きっといつか本を読み続けていけば、罪と罰を読みたいと熱望する時が来るだろう。その時まで取っておきたい。そう思えた時こそ、罪と罰を1番楽しめると思っているから。
まとめ
- 自分が読みたい本を好きなだけ読もう
- 読みたい本からは、多くを吸収している
自分が知らないものに触れる
頂上にたどり着くことも大事だ。しかし最も重要なのは、途中で景色を見たり道を曲がってみたりといったプロセスである。今の「自分が知らないものに触れる」ことで、自分を相対化し、深みを探求できるようになる。
- 深い言葉に出会う
- 自分の考えを述べる
そんなことが思考を深めるにはいいようだ。先ほども述べたが、思考を深める最も良い本は「古典」である。しかしそれを読んで、挫折してしまうのはもったいない。そんな時には日本文学。
- 太宰治
- 芥川龍之介
- 夏目漱石 など
現代では、村上春樹などが該当する。
そんな人の本は思考を深め、精神面を高めて、あなたをより人格者にさせてくれるだろう。それが人生をより好転していくことに繋がるのだ。漱石の『三四郎』『それから』『門』の三部作は、著者が特にオススメしている。僕はまず、村上春樹の本から始めていこう。
おわりに
最後に私なりに本書の紹介をしています。
どんな本か
本書は、以下のような点を含む読書術の本である
- 本の読み方
- 本との付き合い方
- 本の選び方
- どこで本を読めばいいか
- 本はどのような効果を私たちに与えてくれるか
- 読書が衰退しつつある、現在の課題 など
読書について幅広く、多様な視点で網羅的に書かれた1冊である。読書についてあらゆることを知りたいと考える読者は、この1冊読むだけで全て知ることができるだろう。
本格的に読書する前に、この1冊を読んで読書をする意義や効果を改めて振り返ってみることもいいだろう。 それにより読書が効果的にあなたの人生に入り込んでことでしょう。
読書ライフが加速すること間違いなしの1冊であ。