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【本当に欲しいモノだけで、生きていく】『捨て本』堀江貴文【書評・感想】

【本当に欲しいモノだけで、生きていく】『捨て本』堀江貴文【書評・感想】

  • なかなかモノが捨てられない
  • 大切なものや思い出の処分ができない
  • どうでもいい人間関係を、手放したい

 

そんな想いに応えます。あなたは、ガンガン捨てられる人ですか?僕はどちらかというと、捨てられない方かもしれません。捨てるのって、勇気がいりますよね。

 

しかし最近はフリマアプリの「メルカリ」の登場で、モノを手放すことができる人が増えたと思います。自分にとって不要なものが、誰かの役に立つ。

 

とっても素晴らしいことだと思います。ここで、ホリエモンから投げかけられた以下⏬の言葉、あなたには答えられるでしょうか。

 

「あなたには、本当に必要なモノが何なのか、わかっていますか?」それが明確に分かっている人には、本書はあまり必要ではないかもしれません。でもハッキリと分かっている人って、意外と少ないと思います。

 

モノや人を捨てられる人は、自分にとって大切なものが明確な人です。そして、捨てられる人には、たくさんのメリットやいい効果があります。ちなみに、モノを手放せる人がGETできるメリットは、下記⏬です。

 

  • とにかく、移動がしやすくなる
  • 精神的に、かなり気楽になれる
  • 時間的にも余裕になる

 

ザッとこんな感じです。とにかくモノを持たないことは、良いことづくめですね。サクッと読んで、人生を謳歌していきましょう♪

 

こんな人にオススメ!

  • 友達との付き合いに悩んでいる人
  • 会社の上司や同僚との接し方が分からない人
  • モノを捨てたいのに、捨てられない人
  • もっと自由に、楽しい人生にしたい人
  • 時間がない!と焦っている人

【生レビュー】『捨て本』堀江貴文【最新刊】

本書が1番言いたかったこと!

著者が本書を通して1番伝えたかったことは、「捨てることで、人生を好転させることができます。だから、モノは手放していこう」ということだと感じました。モノに必要以上に、執着し、手放そうとしないからパッとしない人生になってしまうのでしょう。

 

つまり執着しているから、不幸になるのです。僕も手放したいと思うモノが、たくさんあります。正直、以前大好きだったアーティストの「ライブグッズなどやアルバム・ライブDVD」。

 

実際は、ほとんど見ていません。そう「ほとんどのモノは、大切という幻想のパッケージに包まれた不用品」なのです。それらを捨てたところで、人生に大きな悪影響は起こりません。むしろ、自由になれることの方が多かったりします。

 

僕も引越しを機に、「メルカリ」でガンガン手放していく人生にしています。ちなみに最近僕は、1つモノを買ったら、最低1つモノを手放すことを意識しています。

 

そうすることで、モノを必要以上に増やすことはありません。カンタンにできる上に効果的なので、ぜひやってみてください。

 

  • 大切なものを捨てることで、自分の中で大切にするべきものが明確になる
  • ものが少ないから、自由に生きられる
  • 好きなことをしやすくなり、幸せな人生になる

 

豊かに生きるには、モノや他人への執着を捨て、いまを生きること。他人を気にせず、自分の気持ちに従うこと。ケチにならず、分け与えることだ。(P.13 序章 「this moment」より)

【ザックリ紹介】本書はこんな本!【要約】

本書はホリエモンなりの「捨てる論」を明かしたものです。すべてのものは、移り変わります。だからこそ、いつまでも現状維持では、いつか必ず上手くいかなくなる日が訪れます。

 

移り変わりのスピードがとても早い現代において、断捨離が上手いか下手かで、幸せの量が大きく変わるとすら僕は思っています。

 

そんな世界で、本書は「自分なりのモノとの付き合い方」を確立させるのに、一定の役に立ちます。ホリエモンの述べたことを、全てマネすることが正しいとは限りません。

 

大切なことは、ホリエモンの考え方を知り、自分の頭で考え、いいと思ったことを「どんどんパクること」です。自分に合ったものだけ、貪欲に吸収して人生をより良いものへ変えていきましょう。

 

  • これからは所有じゃない。シェア全盛期だ!
  • モノに金を使うな。体験に使え!
  • やりたいことに集中し、いまを生きろ!

 

一緒にいて楽しくない人たちに好かれようと努力すると、自分を見失ってしまう。人生において、自分を捨ててはいけない。絶対にいけない。(P.68 第1章 「from 1972 to 1990」より)

【ココだけ読めばOK!】本書でいいなと感じた名言集!

ここからは本書の中で、僕が「いいな」と感じた名言や言葉をサクッと紹介します。

【捨てることを恐れない】多くを手放し、挑戦する人生にしよう!

捨てることに踏ん切りをつけられず、現状にとらわれたまま、新しい世界へ飛び出していくことはできない。まとわりついたものを切り捨て、堂々と「見送られる側」の人生を行こう。(P.87 第1章「from 1972 to 1990」より)

 

僕は上記の言葉を読んだ時、絶対に多くの人から「見送られる人生にしよう」と決めました。それはすなわち、多くのことを捨てていく人生を歩むということです。人間関係・環境・モノ・・・なんでもそう。

 

捨てる時には、寂しさがつきまといます。しかし寂しいからといって、捨てることをやめてしまえば、理想の自分になることはできないでしょう。

 

  • あなたが何かを手放すとき
  • 何かを、捨てようか迷っているとき
  • 断捨離に、悩んでいるとき

 

そんな時に、オススメな言葉があります。僕は上記のような困った時に、人気マンガ『進撃の巨人』に出てくる、下記の言葉をいつも思い出すようにしています。

 

  • 「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、大事なものを捨てることができる人だ」
  • 「何も捨てることができない人には、何も変えることができないだろう」(進撃の巨人より)

 

僕は『進撃の巨人』を高校生の時に読んだのですが、この言葉にはじめて出逢った時は、全身に電撃が走ったのを今でも覚えています。「所詮、マンガなんて・・・」と思ってマンガを読んでない方もぜひ、『進撃の巨人』を読んでみてください。

 

個人的には、ハッとさせられる名言が多く散りばめられており、なおかつストーリー展開もキャラも魅力的なので、かなりオススメです♪

没頭が人生を変える目の前のことに、ただ熱中しよう

日本人って、やっぱり真面目で頑張り屋さんな人が多いと思います。あなたもいつも頑張りすぎて、ムダに多く消耗し、疲れてしまっていませんか?

 

そんな人に、下記⏬の言葉を届けたいと思い、ピックアップしました。日頃、「頑張ってるな〜自分」と感じる方、必見です。

 

力を抜いて、流れに身を任せるだけでいい。そして目の前のことに、ただひたすら熱中すること。すると、人はいつの間にか、自分に合った仕事、人間関係、自分があるべき場所へと、たどり着けると思う。(P.114 第2章「from1991 to 2003」より)

 

本当に、僕もそう思います。毎日100%で走り抜けなくたって、いいのですね。肩の力を抜いて、ただ目の前にあることに熱中する。そう考えれば、ちょっとだけ、心が軽くなる感じがしませんか?

 

力を抜いてコツコツと取り組み、目の前のことに集中していれば、自分のあるべき場所にたどり着ける。だからこそ僕も、仕事や読書・ブログ、遊びなどの目の前のことに、ただ集中していきます。

 

  • いつも、全力で頑張る必要なんかない
  • 目の前のことに、ただ集中するだけでいい
  • いつか必ず、あるべき場所にたどり着く

モノではなく、体験にお金を使おう!

シェアの時代に置き換えられない、行動力に裏打ちされた経験値が高値で取引される社会になったいくだろう。何かを持っていても意味がない。「何をしていたか?」が経済評価に置き換えられていく。(P.237 第3章「from 2004 to 2013」より)

 

メルカリ・Airbnbなどにより、シェアがますます当たり前の時代になっていくと思います。というよりも、むしろモノを所有する人の方が、希少になるでしょう。

 

モノを持つことはリスクの方が多いです。それにお金も費用も場所も必要です。たとえば自動車なら、ローンや多額の税金、駐車場、盗難など、リスクや費用が膨大です。

 

シェアなら、それらを最小限に抑えられます。この事実をこれからもっと多くの人が知り、シェアがますます加速していくことでしょう。シェア経済が訪れないという可能性は、ほぼ間違いなくゼロです。

 

理由はカンタンで、断然おトクだからです。そしてそんな世界で生きていくには、「新しい体験や経験に時間とお金を使うこと」です。

 

  • シェアを徹底的に、使いこなそう
  • そしてモノを捨てて、心身ともに身軽になる
  • 体験に惜しみなくお金を使い、体験総量を増やす

 

モノをどんどん自分から手放して、新しい体験やチャレンジを積み重ねていくこと。それがシェアの世界で楽しく生き残る、最適な方法といえるでしょう。

「好奇心」を人生の相棒にしよう!

ホリエモンが、人生から絶対に捨てないモノが2つあるといいます。それは「時間と好奇心」です。その中でも特に好奇心は、絶対になくしてはいけないと述べていました。

 

好奇心は「捨てられない」と同時に、具体的に「捨てるべきもの」を明確にして、時間の最適化を推進してくれる。好奇心は人生にとって“相棒”のようなもの-(P.283 第4章 「from2013 to 2019」より)

 

これからシェアの世界に突入していく中で、たしかに「好奇心の重要性」はますます高まると僕も思っています。さらにそれだけでなく、これからはAIによって、たくさん仕事が減り、自由な時間が増えていきます。

 

そんな世界で、好奇心を失ってしまったら、ヒマで恐ろしく退屈な人生になってしまいますね。とはいえ、僕のブログ記事を熱心に読んでくださっているような方は、「バリバリで現役の好奇心」をお持ちだと思うので、大丈夫だと思いますが。笑

心から欲しいモノを、知ることが1番大切!【僕の読書感想文

本書を読む前

1番最初に感じたのは、「捨て本って、凄いネーミングだな笑」って感じでした。タイトルに惹かれて本を読むことが多い僕ですが、このタイトルには正直惹かれなかったです。著者がホリエモンだから読んだ、という感じです。笑

 

「捨て本」というタイトルから、僕はてっきり「モノの断捨離の話」だと思いました。しかし、本書の多くの部分は「人間関係の断捨離」について書かれています。

 

それだけ世の中には「モノが捨てられない」という悩みより、人間関係について悩んでいる人が多いのでしょう。アドラー心理学では「人の悩みの9割は、人間関係で決まる」と述べていましたし。

 

その人間関係において、ホリエモンが主張したいことは「余計なものは切り捨てて、思い切り本音を言おう」ということです。まあ「それが出来たら苦労しねぇよw」という声が聞こえてきそうなので、ここら辺で終わりにします。笑

欲しいものがハッキリしていれば、何だって捨てられる!

最後にこの言葉を紹介して、本書の書評を終えたいと思います。それは「欲しいものがハッキリしていれば、捨てるべきものもハッキリする」ということです。

 

モノが捨てられないのは、欲しいモノが明確ではないからだ。大して欲しくもないモノに囲まれていることで、欲しいモノを分かっていない自分の不充足分から逃げている。モノをたくさん持ち、偽物の安心を得ている。(P.291 第4章 「from2013 to 2019」より)

 

僕たちはついつい、捨てることだけを意識してしまいがちですが、本当に大切なことは「自分が心から欲しいモノを、明確にすること」です

 

以前の僕は「何となく欲しいモノはあるけれど、心から欲しいものはない・・・」という状態でした。その時の僕は、何となく欲しいものを買っても、いつも心が満たされていなかったことを覚えています。

 

そう、心から望む本当に欲しいものをまず、ハッキリさせることが大切です。というよりも、それが分からないと、たくさんモノを抱え込んでも心はいつまでたっても満たされません。

 

このブログ記事は、あなたに「捨てる勇気」を与えることが目的ではありません。人生のムダな重りを捨てて、今この瞬間から身軽になって、新しい一歩を踏み出そうと思ってもらえることがゴールです。

 

つまり、捨てることが目的になるのではなく、 自分にとって「本当に大事なものを知ること」が大切です。そうして好きなことにチャレンジし、人生を謳歌することができれば、幸福感や充実に満ち溢れた毎日になるでしょう。

 

僕と一緒に数多くのムダを捨てて、ワクワクした毎日にしてみませんか♪

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