- 群れずに1人の時間を大切にして生きていくそんな生き方の素晴らしさを伝えたい。
たくさんの人つながっていれば、その時は孤独を紛らわせることが出来るかもしれない。けれどもいざ家に帰って1人になってみると、不安や孤独が襲ってくる。誰かと一緒にいるという行為は1時的なその不安を消し去るだけ。
群れずに生きていきたい。でも、実際どうやってすればいいかよくわからない。本書はそんな方に生きる方法や心構えを教えてくれる1冊である。
要約
著者ら、かつて人の目を気にして孤独おびえ生きていたと言う。けれどもそうしたときに、読書に没頭。そこから成功者たちは、群れない生き方をしていると言うことを学ぶ。そして著者は現状を変えるために、ケンブリッジ大学へ進み、そこでの人々の生き方に衝撃を受けた。そう彼らも成功者同様にむれない生き方をしている人が多かったとのこと。そこから著者は、群れない生き方を実践し、誰にも振り回されず自分の人生を生きていくことができたという。
ひとりの時間が未来を決める
自分の好きなことや興味のあることに打ち込もう
自分が心から好きなことや何か没頭できる打ち込めるものに取り組んでいれば周りなんて気にしなくなる。他人の目を必要以上に気にしてしまうから。他人の全ての価値基準にしてしまうとそれは生きづらさを加速させる。
周りが気にならなくなるくらい好きなことに打ち込んでみよう所詮は全て自己満足。何かにも打ち込める好きなことが見つかると本当にない他人の目を気にしなくなるものだ。
それに他人に、自分の存在価値を認めてもらう必要なんてない。自分の存在価値は、自分で認め自分で決めていいのだから。人生は勘違いしたもの勝ちだと僕は思う。
自分の本音を大切にする
アップルのスティーブ・ジョブズは、「あなたの時間は限られている。他人の人生を生きたりして、無駄に過ごしてはいけない」とかつて述べた。確かにそうだ。他人の期待を満たすために僕たちは生まれてきているのではない。それに僕たちは他人の人生を生きるために生きてきたのではない。
だったらもっと、自分自身を大切にして、自分のやりたいことを優先しよう。自分の本音を相手に伝えて自分の時間を大切にしたい。面白いことに、自分を大切にしてこそ、相手も大切にできるというものだ。
群れないことによりどんなメリットがあるのか
- 新しい環境に取り込みやすくなる
- それまでの自分に囚われることもなくなる
- 新しい景色が見えるようになる
- 自分の大切なことや好きなことが見つかる
- 世界は広いということを知ることができる
- より多く、より早く成長できる
僕が1番共感したこと
「苦手なことに手を出すな」と本書では述べられていた。一般的に学校教育では苦手をつぶしてバランス良いと言うものが求められている。けれどもこれからの社会では、苦手なことは他の人に任せる。そして、「自分は得意分野で相手に貢献する」ということが大切なのかもしれない。
確かに、苦手な事を潰そうとすれば、得意なことを伸ばすための時間やエネルギーはその分減ってしまう。それ以上に著者は、「苦手なものがあるからこそ、あなたの個性や魅力をさらに輝く」と述べている。
確かに「デスノートのL」を考えれば、わかるかもしれない。Lは、日常生活全般のことが不得意であるが、その分思考に関してはものすごく長けていた。そんな人になぜだか弾かれてしまうかもしれないちょっと極端な例ではあったかもしれないが(笑)
今いる環境に「違和感」を感じたらそこから抜け出そう
人が成長するときは新しい世界に飛び込む時や環境その時に最も成長する気がするそして世界は意外と広いあなたの生きる場所消してそこだけになるはずがない。
人生はあなたが思っている以上に「誰と出会い、誰と過ごすかで人生は変わる」のです。ものに限らず人間関係でさえも自分には悪影響を及ぼす存在には遠慮なくさよならしていきましょう。別れることでしか、新しい出会いは生まれないのだから。
そうして群れから離れて、孤独に自分と向き合う。そして、お互いに高めあったもの同士が出会った時にこそ、真の出会いが生まれると僕は思っています。
群れないからこそ、より人と深くつながることができる。群れることをやめることによって、真のつながるということを理解し、お互いを尊敬しあってつながることができるのです。
おわりに
日々何気なく過ごしているとただ毎日が過ぎ去っていくこの変化の速い時代において少しでも1人の時間をとって自分のことや自分の将来についてゆっくりと考える時間があるといいですね。意外とそんな時間があなたにお幸せにするし、心が満ちていくという実感を得ることができます。
毎日少しでも意識的に1人の時間をとって読書をしたり自分の大切にしたりする時間も作れるといいですね。