「あなたには、直したい癖や習慣はありますか?」
誰しも何かしらのコンプレックスを抱えていると思います。そうなれば、直したいクセや習慣があるかもしれません。でも、悪い習慣やクセほど、直すのが厄介な存在はないでしょう。悪い習慣を直すには、それなりに意志の力を必要として、大変だったりしますね。
- 「〇〇を直したい」
- 「自分の欠点を良くしたい」
- 「悪い習慣とサヨナラしたい」
と思ったときに有効な方法を紹介します。「向上心がある人」を、僕は応援しています。そして、そんな努力が報われる世界にしたい。
日々自分を磨いて、より魅力的にしていく。
そんな向上心がある人や、コンプレックスに悩んで、どうにかしたいという人のために書きました。
カンタンにできる!「悪い習慣・クセ」を断ち切る方法!
そもそも「欠点」は直すべきなのか?
ちなみに、僕は最近「他人よりも劣っている部分をなくそう」とは思わなくなりました。欠点をなくすことに「時間と労力」を注ぐなら、自分の強みをより磨くことにそのエネルギーと時間を徹底的に使っていこうと決めました。
「自分の強み」だけをとにかく磨いて、それで1点突破する
という考え方は、とても有効です。それに超・おすすめです。周りから指摘された悪いクセや習慣なら、他者に補ってもらうということも可能でしょう。たとえば、どうしても部屋が片付けられないという人はいたとしましょう。
その場合、苦手な片付けを上達することに時間とエネルギーを注ぐと、ストレスもかかり大変です。その場合は、お手伝いさんや、家事代行サービスを利用することを選択したほうがいいと考えています。人には得意な部分と苦手な部分があります。得意な人に任せてしまうのです。
自分の強みを磨いて、自分の欠点や弱みを平均に近づける努力や時間を割くのではなく、1つの自分の強みを磨いてプロレベルを目指すのです。極端な例をいえば、「デスノートのL」です。彼は欠点だらけでそれらは全て人に任せていました。けれども、自分の強み「推理能力」を徹底的に磨いてそれを活かしていました。
そんな生き方もありです。でもやっぱり、自分がこれだけは絶対にイヤだ・直したいと思う悪いクセや習慣は直した方がいいです。
たとえば、朝早起きしたいのになかなか起きられない。その原因は夜遅くまでゲームやYouTubeを見てしまうから。そんな自分を直したい、というのであれば、今回の記事を読めば直せるようになります。そして何よりもそんな悪いクセや習慣は直した方がいいです。
- ダイエットしようと決めたのに、甘いものをついつい食べ過ぎてしまう
- 勉強しようと思っているのに、ダラダラしてしまう
そんな悪い癖は、さっさと直してしまいましょう。
「みんなやってる」でカンタンに直す!
悪いクセ・習慣を直したいなら「みんながやってる」を使うとカンタンに直せます。
- みんなは、こんなことやってますよ
- みんな、こういうことしてるよ
- 多くの人が○○しています
と自分に言いきかせて、悪い癖を直していくという方法です。なんだか笑えるくらいカンタンな方法で、「本当に効果なんてあるのかよ」と感じた方もいるかもしれません。でもこれ、スタンフォード大学の研究・調査によって判明したモノなんです。
「みんながこういうことしてるよ」と聞くと不思議なもので、人は自分もしたくなってしまうのです。みなさんも経験があると思います。小さいころ親に欲しいものをねだるときにこんな言葉、使いませんでしたか?
- 「学校でみんながやっているから」
- 「みんなが持ってるから欲しい」
他にも、テレビでたくさんの人が押し寄せて大行列になっているお店。SNSで話題のお店など。紹介されて多くの人が行っている、人気があると聞くと気になって、ついつい行きたくなってしまう。
これを「悪いクセや悪い習慣を直すことに、応用できるのではないか?」ということを研究したのがスタンフォード大学なのです。
スタンフォード大学の実際の研究
- 〇〇をしたらダメ
- 〇○はしないようにしよう
どうすれば、上記のように自発的に思えるようになるにはどうしたらいいのか?を研究。
- 実験はスタンフォード大学の近くのハンバーガーチェーン店
- メニューのところに、ちょっとしたメッセージを入れた
- それが「みんながこの野菜たっぷりのハンバーガーを選んでいるよ」
というメッセージを添えたのです。その結果、お客さんの行動がどう変わったかチェックした。つまり、「多くの人がこの商品を選んでいるよ」というシンプルなことで、人の行動は変わるか実験したのです。
結果は・・・?
その結果、その商品を選ぶ人が「1.7%」増えたのです。1.7%というと、全然変わってないじゃんと感じたかもしれません。これは「その商品を選んだ確率」ではなく、商品を選ぶ「人の数」が1.7%上昇したということを表しています。
1.7%確率が上がったでは、同じ人が何回も買ってしまえば、その数字の表していることを満たしてしまいます。結局、あまり多くの人に、影響はなかったという結論になります。けれども、「1.7%の人の行動が変わった」ということは、それだけ多くの人を動かしたということに他なりません。
ちなみに、18日間営業したことによって、わずか1店舗で180人の行動を変えてしまったと結論づけています。
悪い癖や悪い習慣を直すための研究はたくさん送られてきました悪い癖を治すためにこういうことをしたほうがいいですよこんなメリットがあるからそれをやりましょうと端に行ってもあまり効果がなかったのです。
なんで「みんなやってる」で、自分もやりたくなる?
でもどうして、人は「みんながやっている」という言葉にこれほど弱いのでしょうか。それは、みんながやってる=当たり前と脳が感じてしまうからなんです。
つまり、みんながその行動を選んでいることを目の当たりにすると、私たち人はそれが「当たり前」なんだと感じるようになってまうのです。そして当たり前と感じると、今後もみんながその商品を選ぶことが当たり前と思い込むのです。そうして、「自分も乗り遅れないようにしよう」と、その行動を自然と選ぶようになるのです。
- みんなやってると知る
- 「みんなやってる=当たり前」と感じる
- 当たり前=今後もそれが続いていく
- 自分も乗り遅れないようにしよう
- みんなと同じことをする
シンプルにまとめると上記のようになります。つまり、それが当たり前になると予想することによって、行動や現実が変わっていくのです。「みんながやってるよ」と知らせるだけで、たくさんの人の行動を変えることが出来るのです。
みんながやっていると思えるだけで、自分の意志力を消費せずに自然と行動を変えられる
なのでもし、あなたが悪い習慣を直したいなら、「みんなやってる」を使ってみましょう。そして、それを強く信じ込むのです。
「環境」の力を借りる
自分の周りの人や自分の周りの環境を変える。
他にも僕が試してみて、効果的と感じた方法が上記の方法です。自分がなりたいと思っている人たちや環境のところに身をおいてしまうのです。するとそれが「当たり前」に感じてきて、自然と憧れの人やなりたい人のようなことができるようになるのです。
- こんな風になりたい
- こんな人になりたい
- 〇〇を当たり前にやりたい
と思ってるなら、それが出来ている人のところに近づくのです。たったそれだけで、どんどん当たり前になっていき自分もそれに合わせて行動が変わっていくことを実感できるはずです。つまり、「自分がこうありたい」と思う理想の人・環境に自ら身をおくことによって、自分もそうなることができるということです。
僕も勉強ができたのは、たまたま部活の友達が勉強熱心な人が多かったからです。そこは勉強することが、当たり前でした。なのでそこでお互いに切磋琢磨して、勉強をより頑張ることが出来たのです。人は環境・人に想像以上に影響されるということです。
- もっと勉強ができるようになりたいと思うのなら、勉強が当たり前の環境に身を置けばいい
- スポーツができるようになりたい➡スポーツを楽しんで当たり前に練習しているところに身を置けばいい
- もっとおしゃれになりたい➡おしゃれな集団に身を置く