- 「文章を書くのって難しそう。」
- 「文章を書くのは、大嫌い。」
- 「自分の考えを書くのは、大の苦手」
そんな作文や小論文が死ぬほど嫌いという気持ち、超分かります。日々ブログを書きまくっている僕も、かつては死ぬほど作文が嫌いでした。
書くのが面倒くさいし、疲れる。それに何を言いたいのか、途中でわからなくなってしまって、そんな自分にイライラする。そんな気持ちにさせる「作文なんて、いっそ無くなれ」とすら思っていました。
そんな作文嫌いの僕の転機は、大学受験の「小論文」です。その当時は死にそうになりながら、対策していましたが、もっと「ラクに楽しく対策を出来たな」と今でこそ思います。
そんな経験や思いをしてほしくないと「文章の書き方」について、これまでも書いてきました。気になった方は、この記事の最後にリンクを貼っておくので、そちらからチェックしてみて下さい♪
【最強のアウトプット術】もう文章には、悩まない!
偏差値35だった著者が、東大に合格した文章術を全公開!
最初は著者も「文章」に相当苦労したそうですが、2年間の浪人と試行錯誤の末に見つけた方法を公開してくれています。そのテクニックは、マネすれば誰でもできるようになると、読んで感じました。
つまり文章を書くには、決まり(コツ)があり、コツさえ掴んでしまえば、後は息をするようにスラスラと文章を書くことができるようになるのです。
とは言え、「文字を書く機会なんてない」と思いがちですよね。でも、意外とそんなことないのです。たとえば下記のような時、それは文章術を駆使しているのです。
- 誰かに何かを説明するとき
- 自分の意見や想いを伝えるとき
- 大切な人に謝るとき
僕たちは知らず知らずのうちに、いつのまにか文章を作っているのです。人は多かれ少なかれ、作文して生きています。文章を上手に書けるようになると、人生が少しずつ変わるはずです。
この本のいいところ!
- 誰が読んでも、分かりやすい文章を書ける
- 自分の想いや考えを、相手に上手に伝えられる
- 文章だけでなく、日常会話にも使える
- SNS・ブログ・メールなどで、共感を得られる
- 会社の上司など、人を説得しやすくなる
- 論理的思考が鍛えられ、後悔しない人生にできる
ザッとこんな感じです。勉強熱心なあなたなら、上記のことを感覚的に理解できると思うので、ここはこんな感じで終えましょう。笑
本書の「効果的」な使い方!
最初読んでみると、細かく書かれており、さらに本が比較的厚めなので、圧倒されてしまうかもしれません。「うわ、こんなにムリだよ」って。
まずは、自分が出来そうなところから少しずつやってみて下さい。一気に全部やろうとすると、確かに大変です。「あれ、結局上達してない気がする」なんてことにもなりかねません。
そうして「諦めてしまったら、試合終了」です。なので、少しでも良いので、カンタンに出来そうなところからやってみる。ポケモンでいうところの、「レベル3くらいの野生ポケモンを倒して、経験値を貯めて自分をレベルアップさせていく」のです。
この本から得られる「5つ」の能力
本書からはザッと、下記のような5つの力を獲得できます。
- 【要約力】・・・短く一言で伝える力。この能力があると、手短に相手に伝えたいことを伝えられる。
- 【論理的思考】・・・どんな人にも必ず伝わる能力を獲得。
- 【客観的思考力】・・・相手を納得させる。
- 【コミュニケーション能力】・・・読者が続きを読みたくなる能力。
- 【批判的思考】・・・自分の文章を批判的にみて、相手からの反論を想定できる。
【書評】僕の読書感想文
ここからは、下記👇のようなことを書いていきます。
- 感じたこと・気づき
- これまでの僕
- これから、本書を活かしてどうするか?
などを書いていきます。下記のような方にオススメです。
- 実際に本書を読んで、他の人の感想を知りたい人
- 本書購入前に、内容はどんな感じか知りたい人
- 本書を読んだ人のソノサキ(未来)を知りたい人
気づき
文章の書き方には、コツがあるということを再認識させてくれる本です。作文というと「小学生の頃の、読者感想文以外に使う場面なくね?笑」と思うかもしれませんが、全くそんな事ありません。
「企画書や小論文・SNS・メール」など、いくらでも使う場面はあるんだなと痛感しました。ぶっちゃけ、僕も大学受験で小論文を独学で勉強する必要があったので、多くの小論文のテキストを読んできましたが、この本も十分「小論文対策」として使えます。
まあ、小論文に特化している教材の方が、やっぱりいいですが、こちらはそれ以外にもたくさんの場面で使える一冊ですので、汎用性は高いです。
本書を読むまでの僕
大学受験で、小論文対策をやってきたのでそれなりに自信はありました。お陰で自分は「平均以上には、文章を書く能力は高い方である」と思っていました。
まあ、あれですね。自惚れ、自信過剰というやつでしょうか。「ブログを書いて、文章術に関する本もそれなりに読んできた自分には、得られるものはあんまりないかもな〜」という慢心を持っていました。
本書を読んで、これからどうしていくか
結論から言うと、少しずつ本書のことを実践していくです。文章術は、奥が深いですね。一気に力が伸びるわけではなく、少しずつ伸びていく。
本書を読んで、下記のことを認識できました。
- 自分が出来るようになっていたこと
- 知っていたけど、実践していなかったこと
- 知らなかったこと
ぶっちゃけ、知らなかったこともたくさんありました。それに当たり前ですが、同じことを言っていても、著者によって考え方や解釈が違うところはとても興味深かったですね。
文章術に関しても、数冊読んで完璧だ。と思うことなく、常に少しずつ前進していくことを考えることが大切だと痛感しました。
これからは、本書での1番の気づきである「読んだ人に変化させる文章を書く」ということを意識していきたいです。
本書の要約【1番伝えたかったこと】
- 書く前に、1番伝えたいことを書いておく
- 言いたいことは、最後に書く・言う
- 短くまとめられれば、勝ち
- 説得力のある文章は、断言することで生まれる
- 読者に「質問」させたら勝ち
本書で1番言いたかったことは、「読んだら、行動しよう」ということだと思います。本書を読んで、知識やスキル・テクニックを得ても、実際に行動をしなければ現実は変わらないですし。
つまり、いくらこの本を読み込んでも、実際に使っていかなければやっぱり上達しません。そして現実も変わらない。それ、超もったいないです。せっかくなら、読んで満足するだけでなく、自分の世界にもいい影響を与えたいですよね。
言葉足らずでまたは言い方が悪くて、相手に伝わらないこと。独りよがりになって、相手にわかってもらえないこと。そんな時、いくらでもあったと思います。
でも伝え方を変えることで、あるいはより分かりやすく相手に伝えようと努力をすることで、道が拓けることもたくさんあると思います。
本書は、その手助けの一助になると実際に僕が読んで感じました。恋愛でも友達にも両親にも、全ての人と関わる際に、文章術は使えます。いや、使えるだけでなくあなたの強力な武器となり相棒となるでしょう。
- 「自分の想いが、相手に伝わらない」
- 「相手にうまく伝わらず、モヤモヤする」
そんな方は、1度読んでみるといいかもしれません。
とは言え、本を買うのってやっぱり勇気がいりますよね。そんな方は、たくさんの文章術の本を読んで、実践して学んだ方法をこちら👇でまとめましたので、チェックしてみて下さい。